人間学を学び心を高めます。

活動実績ACHIEVEMENTS

昨年までの活動実績

令和5年の活動実績はこちらへ
令和4年の活動実績はこちらへ
令和3年の活動実績はこちらへ
令和2年の活動実績はこちらへ
令和元年の活動実績はこちらへ
平成30年の活動実績はこちらへ
平成29年の活動実績はこちらへ
平成28年の活動実績はこちらへ
平成27年の活動実績はこちらへ
平成26年の活動実績はこちらへ
平成25年の活動実績はこちらへ
創立30周年行事(平成29年)はこちらへ
創立25周年行事(平成24年)はこちらへ
会員講話(平成10年〜平成22年)はこちらへ

令和6年の活動実績

     
               令和6年 新年の集い<姫路護國神社於>

令和6年12月例会報告
〇日時:令和6年12月15(日)13:00~16:50 
〇場所:ハトヤ第一ビル7階会議室
〇出席者:18名
〇連絡事項
・三木英一顧問が兵庫県社会賞を12月19日(木)兵庫県公館において受賞することの紹介がされた。
・林勝美氏がこの度のノーベル平和賞授賞式に3日間出席された報告が詳細に行われ、世界の平和を祈念した。
〇例会内容
・木鶏信条の唱和
・『仮名論語』 顔淵第十二P161~  読誦し、内容に関係して数名が発表する。
・新渡戸稲造著『修養』(p281~p331)
・休憩:西川さんのヨガ体操
〇『致知』12月号読後感発表(B班)
・発表者:村上、濵田、高田、谷野、三木教、石堂、林、片山、大山、井上秀
・12月号の特集は「生き方のヒント」である。
・「真理は月の光のように満ちあふれている」という言葉は、バイブルのヨハネ福音書からではないかという意見があった。
・明恵上人の「人は阿留辺幾夜宇和という七文字を持つべきなり」のように、現代においてもリーダーが「あるべき様」を持って生きていくならば、今のような事情にはならないという意見が出た。
・青山俊董老師が言われるごとく「今・ここ」をどう生きるかが重要である。
・百寿の人生を生きられた675年の歴史を紡ぐ饅頭の元祖塩瀬総本家会長・第34代当主の川島英子の表情の素晴らしさに打たれた人が多かった。
・馬場欽司剣道教士七段の終わりなき自己修養・「不老の剣」の生き方に感銘した。
・佐藤亮子氏の幼児期に絵本1万冊、童謡1万曲の教育で育て4人の子供が東大理科3類に進んだ子育ての在り方が話題になった。
・吉田松陰先生が「厳しく、鋭く、優しく」の3拍子でもって溢れんばかりの情熱で塾生一人一人を育てたやり方により、今こそ子供の徳性を涵養することが大事である。
・現代の名経営者であった稲盛和夫氏の生き方、哲学こそ学ぶべきである。
・日本人の「心のふるさと」である神宮の教えを直感で学びとることこそが大事である。
・今月の内容は学ぶところが多かったが、最後に二宮尊徳の「報徳訓」を朗誦して1年の締めくくりとした。
                                             記;三木英一

令和6年11月例会報告
○日時:  令和6年11月17日(日) 13時~17時
〇場所:  ハトヤ第一ビル 7階会議室
〇出席者: 15名
〇連絡事項
・堀会長より日本会議講義資料について説明があった。
・当会会員の前衆議院議員住吉寛紀さんが出席。この度の総選挙では落選したけれど、皆さんの応援に感謝し、今後も次回立候補に向け皆さんとともに勉強していく旨の表明があった。
・新規会員、片山さんが初出席。 
・1月19日(日)新年例会のお知らせ
   集合:12時
   祈願祭:12時30分~
   例会:13時~(参集殿にて)
      ・2024年の反省と新年の抱負
      ・読後感(C班)
      ※修養の輪読はなし
   懇親会:17時~19時 参集殿にて(お弁当)
   その他:2025年前期会費(5,000円)を徴収します。
       懇親会参加者は参加費4,000円を徴収します。
○配布物  
 なし
○例会内容
・「木鶏信条」 唱和
・『仮名論語』 朗誦 先進第十一 P149より 
・『修養』輪読 第9章 余が実験せる読書法 P267~P280
         第10章 逆境にある時の心得 P281~P302
   「日本人は読書に親しみがない」とあるが、統計上日本人は先進国の中で一番本を
  読まないと出ている。
   「耳学問がことに必要」と書かれている。現代ではネット、ユーチューブか。                    
〇『致知』11月号読後感発表   
   今月号のテーマは「命をみつめて生きる」でした。発表当番はA班。
  人生に悩み苦しむ人々の心に寄り添う臨床心理士 皆藤章氏、弱い立場の人々のために力を尽くす医師 鎌田實氏に共通する1.5人称のような淡い表現に、相手の立場に立つ思いやりが感じられました。
死を意識した詩「春と修羅」を詠んだ宮沢賢治が、創作活動の心の支えに「法華経」を信仰していたなど複数取り上げられており、命を見つめて生きたことが伺えます。また「法華経」を学び、人生の最後を締めくくるには良い話がたくさん出てくる、数ある経の中でもよいものと感じたとの意見もありました。
子供たちの命を輝かせる教育では、リーダーとなる人に統率力があり目的をはっきりしていると皆ついてくるのだと感心すると同時に、今は目的を持っていない子も多いと嘆く意見もありました。初心を忘れないことも大事にしたいとの感想もありました。
今回、命について考えさせられること、学ぶことが多くあり、ご両親を思い出すとの言葉もありました。ご自身の意思で延命治療をすることなく、食も水も摂らなくなって、枯れたように亡くなったお母様と亡くなる前日にいろいろ話をし、命を見つめて生きた母だったと思わせてもらったと偲ぶ思いも聞かせていただきました。
  命をすこやかに運ぶにある「世の中に自然にあるものを利用する」には様々な意見が出ました。西洋医学と同様に東洋医学にも注目すべき、質の良い睡眠が大事、飲みすぎない、冷やさない、さらに菓子パンに含まれる防腐剤は欧米ではNGとなっているので気を付けようなど盛り上がりました。
  最後に、地元の東井義雄先生のような教育で、幼児殺害の事件は起きないのではないかとの意見も出ました。
                                          記:柳原 木綿子

令和6年10月例会報告
○日時:  令和6年10月20日(日) 13時~17時
〇場所:  ハトヤ第一ビル 7階会議室
〇出席者: 17
(見学者 大西文三、三宅稔さん2名)
〇連絡事項 
・当会員である前衆議院議員住吉寛紀さんがこの度の総選挙出馬の表明挨拶に来場。
・当会員の林勝美さんは日本被爆者団体協議会(通称日本被団協)の兵庫県代表である
ことから、この度の日本被団協がノーベル平和賞受賞したことで、背景・現況を説明
された。
・新規見学者大西文三さんの挨拶。
・城下隆広さんは兵庫県の不祥事の影響で西播磨県民局長に就任され、背景などを説明
された。
・堀代表は奈良国立博物館の第76回正倉院展10/26~11/11の案内をされた。   
○配布物 日本被団協(日本被爆者団体協議会)のノーベル平和賞の受賞について 
○例会内容
・「木鶏信条」 唱和
・『仮名論語』 朗誦 先進第十一 P148まで 
・『修養』輪読  四、知識の貯蓄 P255~P266まで                  
〇『致知』10月号読後感発表   
 今月号の(特集)テーマは「この道より 我を生かす道なし この道を歩く」でありました。当番の発表はC班でした。
 今月のテーマは武者小路実篤氏が良く色紙に描かれた章句であります。安岡正篤師は人の心に残るのは片言隻句だと言われていた。武者小路氏は7千もの作品を世に出し、最も多くの色紙を書いた人とも言われている。
 未来工業では「常に考える」の創業精神が継承され、報奨金支給の提案制度で社員のモチベーションを上げて、抜群の業績を上げ続けている。
 教育界の奥田健次氏、漆芸家の高名氏、料理界の脇屋氏、日本料理の道場氏は道一筋に道を極められた人たちである。野球の王さんは一歩を踏み出させる“気力”が大事と言われている。
 “歴史に学ぶ”、私たち人類は自然の災禍や幾多の戦争を経験してきた。世界の国々や民族にはそれぞれ歴史があり、それぞれの歴史を尊重した上で理解を深めなければとは思うが、現状中々理解できないでいる。そこには祈るしか術がないのであろうか。学ぶことにより知恵は無いのであろうか。
◇前兵庫県知事斎藤元彦氏のことで意見百出した。背景には所謂フェイクニュース
が氾濫していて、真実が一般には解り辛く、現在特有の病症があると思われる。 
                                            記:濱田 健

令和6年9月例会報告
〇日時 令和6年9月15日(日)13:00~16:45
〇場所 ハトヤ第一ビル7階会議室
〇出席者 15名
〇配布物 
・三木英一氏『日本人としての誇りと気概を持って生きよう』(平成24年9/11 姫路ロータリークラブ9月例会卓話
・村上昭直氏『最後の「満鉄会」戦後79年で幕』(神戸新聞令和6年8/15朝刊阪神版)
・9/16花の北市民広場大ホール『しあわせを成就する仏教的実践法』仏教文化講演会チラシ
〇連絡事項 
・『神戸木鶏クラブ30周年記念』10/6出席者確認(講義と懇親会7名 堀、三木、村上、濱田、大山、山本ぇ、三村) (講義のみ2名 谷野、濱谷) 一人当たり2,000円補助
・10/19高砂観月能 出席者確認(1名 大山)
〇時事問題 日本会議、兵庫県知事、告発文、選挙等
〇メール資料 
・堀氏より『致知』9月号「明治第一の功臣元田永孚が示した日本のこころ」資料9/7受信
〇例会内容
・『木鶏信条』唱和
・『仮名論語』郷黨第十 朗唱後質疑応答
・『修養』p230~254輪読後「貯蓄」について意見交換
〇休憩体操 西川氏指導「力を抜いてよい姿勢で歩こう」
〇『致知』9月号特集「貫くものを」読後感発表 B班担当
・「先人たちの技と心が教えてくれるもの」より職人技の素晴らしさに感嘆と畏敬の念
・「貫くものをもって努力を続ければ、苦難は必ず人生の糧になる」より努力の仕方を考えさせられた
・「元田永孚が示した日本のこころ」より教育勅語の道徳観に感銘
・「2050年の日本を考える」より教育の大切さを実感
・「恩返しより恩送りの生き方を」より明石定子氏は姫路西高校元生徒会長
・「満州国とは何だったのか」より当時在住されていた村上氏が満州の生活はよかったと回顧
〇三木氏『中庸』朗詠
発表も意見交換もとても聴き応えがあり、活学の例会でございました。
                                              記 三村 恵

令和6年8月例会報告
○日時 令和6年8月18日(日)13:00~16:30  
〇場所 大手前通り「ハトヤビル」7階会議室。
〇出席者 14名 (1名新入会者含)
〇連絡事項
  神戸木鶏クラブ創立30周年記念大会の案内
  ・令和6年10月6日(日)13時~
  ・神戸湊川神社 楠公会館
  ・講演会 3000円、交礼会 6000円 来月9月に徴収。
    但し姫路からの参加者には講演会に限り2000円の補助。
〇新入会員 林氏 自己紹介
〇木鶏信条      唱和
〇『仮名論語』    子罕 第九 朗誦
〇『修養』 新渡戸稲造著 輪読 第七章「名誉に対する心がけ」 203頁~229頁
〇休 憩  西川氏によるストレッチ「呼吸は深くするものではない・・・」
〇『致知』8月号 読後感発表。発表担当はA班
 8月号特集は「さらに前進」。リード文によると「さらに前進」とは悟ったからといっていい気にならず、悟ったあともずっと修養を続けていけという戒めの言葉である。
 栗山英樹氏と横田南嶺師の対談でも「WBCで優勝してたくさんの人から高評価をもらっても自惚れてはそれで人間ダメになる」。又、横田師は「法話が終わると拍手を受け、いい気になってしまう。これが人間をダメにする」と先代管長から戒めを受けておられます。
 加賀屋の小田社長、山一興産の柳内社長の対談でも震災を乗り越え、さらに前進する姿が理解出来る。特に加賀屋は大きな店舗4店が今も休業状態で金沢のお店だけで営業されています。一日も早い営業再開を目指して前進されている姿が読者の目を引きます。

                                             記 村上昭直

令和6年7月例会報告
○日時:  令和6年7月21日(日) 13時~16時半
〇場所:  ハトヤ第一ビル 7階会議室
〇出席者: 17名
〇連絡事項 会計三村さんにて6年下半期の例会費の徴収がされる。
  三木先生より7月号掲載の代表世話人総会報告の記事に関して、当日の配布資
  料が提供され、説明がありました。   
○配布物  
  ・代表世話人総会の資料
  ・大正天皇の御製
  ・夏休みこども寺子屋の案内  7/30姫路護国神社にて主催は山本えり、三村恵両氏
○例会内容
  ・「木鶏信条」 唱和
  ・『仮名論語』 朗誦 子罕第9 P118まで 
  ・『修養』新渡戸稲造著の輪読 P187~P203まで
   第7章 名誉に対する心がけ  名誉心に駆らるる危険まで                   
〇『致知』読後感発表   
  今月号の(特集)テーマは「師資相承」でありました。当番の発表はC班でした。
  師資相承とは師から弟子に道を次代に伝えていく事と広辞苑の説明を紹介している。 分野を問わない処で、相承がされてきた歴史があったとも言っている。
  私たちが学びの基本としている『論語』においては、正に孔子と弟子とによる問答が あって、孔子の教えが2千年にも亘って継承されていることは特段のことである。
  料理分野・伝統芸能・日本精神継承・企業経営や分野に関わらず「師資相承」のこと は大切なことと本号の中でそれぞれの氏が語っている。
  行徳哲男師と弟子松岡修造氏の対談では行徳師自身が家庭環境問題を抱え、噴気の上飛び出し、禅の老師に会って自身が変わった事など語って、研修道場を創始し、松岡氏との縁となった。松岡氏はテニスの分野でプロプレーヤー錦織圭を育て、テレビでは青少年たちを鼓舞し続けて、相承している姿はよく拝見するところである。
  発表に関連して、兵庫県知事にまつわる不祥事に言及が多々あり、会員による報道外の情報の吐露もあって、県民として憂慮の念を共有した処であった。因みに当会員である城下隆広氏が西播磨県民局長の後任として就任されたとの事。
  学び、そして伝え教えて行く連鎖を続ける使命があると強く心に刻んだ7月例会で有った。                           
                                           記:濱田 健

令和6年6月例会報告
○日時・場所 令和6年6月16日(日) 13時~16時30分
         ハトヤ第一ビル 7階会議室
○出席者   15名
○例会の概要 堀代表世話人が司会。
「木鶏信条」、『仮名論語』泰伯第八の朗唱のあと、内容について質疑応答があり、これからは論語の理解を深めるために質疑応答も行うことにした。来月は110~118ページを予習して来る。『修養』第7章176~187ページを輪読のあと意見交換を行った。
内藤京子さんの退会紹介があり、都合や高齢化で会員数・出席者数が減っている、若い人たちに入会してもらうよう心がけることにした。
○読後感発表
・『致知』6月号のテーマは「希望は失望に終わらず」、発表はB班
・リード文では、作家の三浦綾子さんの生き方から学ぶことが多くありました。
・佐治・鈴木両博士の対談。佐治さんはあまり知られていないが、天文学、天文台、ピアノ演奏など凄い人です。宇宙の始まり、ゆらぎ、「空」、相互依存の存在、慈悲、愛などの考え方や「あなたのこれからが、あなたのこれまでを決める」、希望を持つ生き方に励まされる会員が多くいました。鈴木秀子先生とも呼吸がピッタリです。
・ラーゲリからの遺書。シベリア抑留中に山本幡男さんが同僚と始めた万葉集の勉強会、彼の遺書を仲間が命がけでご遺族に届けたこと、日本人が誇りとすべき記事でした。
・その他、「仏心は大慈悲」で「空」の心と偶像、「人生百年時代」で報徳思想を基本にした教育や生き方に議論がありました。
・全体について。読後感発表だけでなく、意見交換や議論もあり、活発な例会でした。
                                             記 佐伯正夫

令和6年5月例会報告
〇日時・場所:令和6年5月19日(日)13:00~17:00 ハトヤ第1ビル7階会議室
〇参加者:11名(内女性3名)
〇木鶏信条唱和
〇仮名論語 述而第7(P.80~P.97)
  「仮名論語」唱和では読後、今回読んだ論語の章を自分の人生や自分の生活に活かす
  ために会員の経験談や疑問点も話し合うよう、進め方を変えた。
〇新渡戸稲造著「修養」第6章(P.151~P.175)
  内容を議論するため、読量を減らしては如何かとの意見があった。
〇休憩体操:西川氏の指導
〇到知5月号感想発表:
  今月のテーマは「倦まず弛まず」 A班担当 
 「倦まず弛まず」特集の中で、多くの会員が道場六三郎氏の特集に感銘を受けた。道場氏はTV「料理の鉄人」で人気を博し、顔なじみであったこと、93歳で和食調理の最前線に立たれ、創意工夫と「料理は想いやり」の精神で日々調理場に立たれる姿は、「忙人老いず」の姿であり、「倦まず弛まず」の実践である。
 今月号は、江戸時代に勤勉精神を唱えた「二宮尊徳の歩いた道」座談会、連載小説「二宮尊徳」そして「名僧鈴木正三に学ぶ」と3本の記事が特筆されたものであった。この二人に石田梅岩、上杉鷹山を加えた思想がヨーロッパの産業革命に比する日本特有の勤勉革命(文化勲章受章者の速水融先生提唱)を生みだしたものと理解する。日本のQCサークル活動はデミング博士以前に江戸時代の先哲が下地を創ったことを現代人は思い起こさなければならない。
 本文に書かれている山本七平氏の「鈴木正三は日本近代化に最も大きな影響を与えた思想家であり、その点では、日本の近代化による世界への影響を通じて、世界に最も翁影響を与えた日本人の一人ということができる」という言葉は、鈴木正三の再評価である。
                                            文責 堀隆一

                                           
令和6年4月例会報告
日時・場所
・令和6年4月21日(日)13:00~17:00  
・大手前通り「ハトヤビル」7階会議室。
・出席者 22名   コロナ後少しずつ参加者がもどってきた。
〇 連絡事項
  今月より堀隆一さんが新代表となり、司会を務める。
  三木先生、退任あいさつ。
〇 木鶏信条      唱和
〇 『仮名論語』    雍也 第六 朗誦
〇 『修養』 新渡戸稲造著 輪読 第五章「勇気の修養」
〇 休 憩  西川氏によるストレッチ「希望の春」。
  
〇 『致知』4月号 読後感発表。発表担当はC班
 4月号特集は「運命をひらくもの」。総リード文より「天はどういう人に力を貸すのか、どういう人が天から力を借りられるのか」と問題を投げかけているが答えは案外簡単である。「本業に無我夢中である人」である。二宮尊徳は一途にこれに徹し、実行してきた人である。稲盛和夫さんや松下幸之助もこれに続いている。対談、「一念三千」では95歳の堀澤祖門師が今も矍鑠として仏道を求道しておられる姿が読み取れる。師は難行「十二年籠山行」を戦後初めて満行された方である。自分が抱いている今の一念は全宇宙、全世界の事象が全て含まれているのであり、善い思いを抱けばこの世界は愛と感謝に満ちたものになっていく。これを「一念三千」という。この姿を信じ抜いて祈っていくのが仏道者の使命だと語っておられる。
                                       記 村上昭直

令和6年3月例会報告
日時: 令和6年3月17日(日) 13:00~16:30 今日は三木先生の誕生日でした。
場所: ハトヤビル7階会議室
出席者: 21名

《配布物》 ・安寧第二十九号
・遺族新聞第186号
・「SBI大学院大学の講座を担当して」堀 隆一氏説明も

《例会内容》
・三木英一代表世話人が3月末退任で挨拶
・新代表世話人堀隆一氏の挨拶
・事務局より規約の改正報告
・堀氏より三木先生を名誉顧問とするに参加者賛同拍手
・三木先生は本部も顧問として残留
・三木先生『活学講座』5回講義を終えての感想
・吉田氏からの本を希望者に贈与
・「木鶏信条」唱和
・『仮名論語』朗唱 公冶長第五
・『修養』輪読 p123~p137
・『致知』読後感発表はB班
 3月号の特集は「丹田常充実」
・「致知と私」に三木先生の紹介で致知を読み始めた姫路の中村さんが掲載され、記事にも姫路縁の方が多く、郷土を誇らしく感じたとの発言に皆が共感。
・「勝利を掴む指導者の条件」から指導者としての役割に感銘
・「いま、濱口梧陵に学ぶべきもの」では日本の危機管理を考えさせられた
・「松平家の教えに学ぶ日本の心」から基本的な事は家庭で教わるのが大事、残心やおもてなしの心を伝えて行くことも大事
・「人生、仕事の根本は氣にあり」より何事も考え方一つ
・「現代の養生訓」の心のときめきこそ自然治癒力を高める最大の要因に納得
・「風の便り」の通り、目立つ面妖な言葉と話法の政治家言動に腹が立つことが多い
・今月号からも人間学を学び、誠実に懸命に自分を磨き続ける

《例会後は引き継ぎ式》
・堀氏より三木先生に感謝状と記念品としてお酒と花束贈呈
・三木先生より姫路木鶏クラブの成り立ちと御礼のお言葉を頂く
・参加者で記念写真撮影

◇17時より「うさぎ」で懇親会
・いつも丹田常充実の気概と誠心誠意の三木先生を囲み、和やかで気合いの入った懇親会を催し、良き書・良き師・良き友の御縁を頂いた私達は有難いと感謝しました。

                                          記 三村 恵

令和6年2月例会報告
〇日時 令和6年2月18日(日) 13:00~17:00
〇場所 ハトヤ第一ビル 7階会議室
〇出席者 18

〇連絡事項
 ・三木先生より 来年度から堀さんが代表世話人に。3/17の例会で正式に発表します。
  2/16堀さんが藤尾社長と面談されました。
  3/8 特別講演発表&木鶏体験会
〇配布物 三木先生直筆「至誠」
     あい☆えがお「生きる喜び」講演会 4/13
     無倦会10周年記念講演会 6/18
       日本会議兵庫 中・西播磨支部学習会 「次世代に伝えたいこと」

〇例会内容
  ・木鶏信条唱和
  ・『仮名論語』 朗唱 里仁第四 P37~
  ・『修養』新渡戸稲造著 輪読 P106~P123 二、決心継続の修養法
  ・西川さんによるヨガ体操 目頭を指で押さえて上にあげると呼吸がし易くなる。
   肩から腕の筋肉を手で押さえて動かす(さすらない)と肩が回しやすくなった。
〇『致知』読後感発表  2月号の特集は「立志立国
 今月の発表はA班
  ・白駒さんは中3で「福翁自伝」を読み、衝撃と感動を覚えられたことが素晴らしい。
  ・日本の大学では、研究論文数を見ると注目度の高い論文が減り続けている。
   大学として世の中に役立つ研究をすることは大切だが、役に立つ、立たないは
   関係なしに自然の摂理・真理を探究することも大切である。
   ・ノーベル賞を受賞された方々は、科学者としての能力以上に人間性が素晴らしい。
   人格、人間性を磨かないといけないと教えられた。
   ・全固体電池は構造や形状が自由、いろいろな形のものができる。液漏れが無いから
    火事の心配がない。
   ・江戸時代日本はSDGs先進国 
   本の紹介 「大江戸リサイクル事情」 「大江戸ゴミ戦争」
  ・湊川神社は楠木正成公をご祭神としてお祀りしていることを知らない人が多い。
  ・森先生の学校職場再建の三大原理(時を守り、場を清め、礼を正す)
   校長先生のお話の時、子供たちは立って聞くように教育すべきではないか。
  ・ナイスエイジングと攻めの養生には大変感銘を受けるが、恋心特にハグは難しい。
   自分から話しかけるとか楽しい話題を提供するなどが大切。巻頭の言葉、新しいこと
   に挑戦する上で年齢は関係ないにも通じる。こういう会があることがありがたい。

                                          記 髙田典子

令和6年1月例会報告
日時 場所;令和6年1月21(日) 於 兵庫縣姫路護國神社 参集殿

第1部 護國神社本殿にて新年祈願祭(12:30)(27名、岡山から山神勝氏参加)。
泉和慶宮司祝詞奏上、三木英一代表世話人玉串奉献、代表世話人に合わせ参加者同時に拝礼。神饌のお茶、御神酒、を頂戴する。拝殿前で記念撮影をし、参集殿へ移動。

第2部 参集殿にて,(13:00~17:00)、新年1月例会27名参加で開催 。
・今春から神戸市に在住の愛読者・大山重俊氏が入会され、歓迎する。
・まず三木英一代表世話人が、新年の挨拶と決意を述べる。「論語之友」新春清話)配布。
・「木鶏信条」、「仮名論語」の朗誦。
・令和5年会計決算報告(堀隆一会計より)並びに監査報告(佐伯正夫より)。承認。
・参加者各自、心新たに新年の抱負を発表。
・「致知」一月号の読後感の発表(発表者はC班が優先)。主に話題になった記事、対談等について紹介する。
・今月の特集テーマ、「人生の大事」のリード文にある人間には三つの善知識があることを知り、その一つ同行の善知識、木鶏クラブの仲間の有難さを納得する。
・高千穂神社の後藤俊彦宮司の巻頭の言葉に共感しての意見が多く出た。現在の日本の危機存亡の時こそ、長い占領政策の呪縛から目覚め、古典の知恵に学び、我が国の真の自由と名誉を守り抜くことが肝要である。
・山本明弘氏と遠藤功氏の企業発展のカギは現場力であるという意見に、自分の経験をもとに賛成の意見が多く出た。
・三浦雄一郎氏の諦めないチャレンジ精神には敬服した。
・独創の人・長久保赤水の日本地図作成の千古一業の人生に驚異を感じた者が多くいた。
・松尾芭蕉の名句にやはり心打たれる。
・五木寛之氏と青山俊菫師との対談には、感想は出なかったが、私は27日の両氏の新春講演会を拝聴に行くので、「一大事は今日只今の心なり」の内容は味わった。
第3部 新春懇親会を19名で開催。弥栄で乾杯し、談笑大いに盛り上がり、最後に能登半島の大震災後の一日も早い復興を祈念して終了した。
                                             (記:三木英一)




姫路木鶏クラブ


information

姫路木鶏クラブ

毎月第3日曜日
ハトヤ第一ビル 7階で開催

inserted by FC2 system