平成27年 新年の集い<姫路護國神社於>
平成27年 12月例会報告
○日時・場所:平成27年12月20日(日)14時~19時
姫路キヤッスルグランヴィリオホテル 2階
○出席者:42名+兵庫県社内木鶏経営者会より15社、33名
◆今月は初めての試みで~社内木鶏体験会&望年会~と称して社内木鶏の皆さんと合同の例会となりました。
≪第一部≫
1.兵庫県社内木鶏経営者会会長(株)日伸電工
赤松社長様が開会挨拶をされた。
2.「致知」12月号読後感発表は致知出版社平峰常務様のリードで社内木鶏の進め方で行われ、わがクラブとしては初体験でありました。
(読後感発表の進め方)
*予め12月号で3つの記事の指定がなされており、内1つを選択して纏めの準備をして参加して頂いた。
4名単位グループ別に各自の準備したものを発表したので、時間短縮にはなっていた。
全18グループよりジャンケンで4Gが選ばれ発表の機会が与えられた。この処は意図を以って楽しく、遊び心で進められたのだった。
3.三木代表による特別講演がなされた。
演題は「リーダーとしての生き方」でした。
(内容)
・人間として、日本人として、リーダーとして如何にいきるか。
・リーダーたる者は
・人物に学び、書物に学び、芸に遊ぶ
・国際化した社会に生きていくには
・「師恩友益」(吉田松陰:「士規七則」)
・終りに、自分の使命を果たすために精励する
4.白寿を迎えられ今も学び続けられている三木健造会員を名誉会員として推載し、感謝状が授与された。
≪第二部≫
懇親会が催された。
和気藹々の中、社内木鶏の方々との交流が成され、また芸も披露され盛り上がった会となった。
*発表会の進め方は事前準備などでかなり短縮には成るので、限られた時間の中、多人数ともなれば参考になる体験であった。
(記 濱 田 健)
平成27年 11月例会報告
1. 日時・場所: じばさんビル 602会議室
2.出席者: 24名、見学者1名(致知出版社の橋本氏)
3.議事:
○三木先生からご挨拶のあと「木鶏信条」「論語―第十五」の朗誦。
○「中朝事実」p33-p46の輪読
○連絡事項、12月例会と1月例会と新年会の予告。
12月は社内木鶏との合同で行う。致知出版社の橋本氏
から、社内木鶏では感想用紙を事前に配布し、3項目の
うち1項目を選び、用紙に記入してほしい。12月号では、
P13(リード文),p14(対談)、p50(インタビュー②)との話が
あった。
○読後感の発表
テーマ「遠きを慮る」にふさわしい記事が多く、感想が弾みました。
櫻井・中西両先生の対談と渡部先生の連載記事から、安倍談話の
素晴らしさ、「侵略」にも関連して近現代史を学び未来を考えたい。
また、境野・白駒両先生の対談では、日本人の心を子供たちに伝え
ることの大事さを気づかせて頂きました。
一番感想の多かったのは、鍵山先生のメッセージです。ご自分の
体験をとおして掴んだもの、凡事徹底の精神、これからは若者だけで
なく、年配者をも励ます言葉に満ちていました。今月も『致知』に
感謝です。
○懇親会は「うさぎ」で7名で行いました。
(文責、佐伯正夫)
平成27年 10月例会報告
1.開催日時:平成26年10月18日
2.開催場所:JR姫路駅南口前「じばさんビル」
3.参加人数:31名
4.連絡事項:
①兵庫県社内木鶏経営者会赤松会長が参加。12月20日に姫路キャッス
ルグランヴィリオホテルで合同研修会を開催する。会費\5,000の予定。
社内木鶏クラブは全国で約1,000社が参加し、兵庫県では4月に社内
木鶏経営者会が発足した。社内木鶏の運営の一例は、4人グループで各
人が感想を言う。
②2016年1月例会は護国神社参拝の後同参集殿にて例会開催、新年会
はイーグレ内の「ミレ」で開催する。
5.2014年10月例会内容
①木鶏信条唱和
②「仮名論語」朗唱 衛霊公第15 P.227~224
③山鹿素行「中朝事実」中国章 精読
④「致知10月号」(先哲遺訓)読後感発表
10月号は内容が充実し、読み応えがあるとの評価であった。
リード文中の先哲の遺訓一つ一つ(坂村真民、東井義雄、三浦綾子、安岡正篤、平沢興、森信三、松下幸之助、伊與田覺先生)を改めて噛みしめた。「年をとるほど立派になり、息をひきとる時にもっともすぐれた品格を備える。そういう人生でありたいものです」という人生を歩みたいものである。
「論語」を始めとする東洋の古典、それをさらに発展させた日本の先哲の偉大さに感動し、歴史を学ぶことの重要性を再認識し、それを受け継ぐためには教育、特に幼児からの教育の重要さを学んだ。そして幼児~小学校教育の危惧を訴える意見が多く出た。
以上 記・堀隆一
平成27年 9月例会報告
1. 日時・場所
平成27年9月20日(日) 13:00~17:30
於:「じばさんビル」 602号室
2. 出席者
28名 (内 1名見学者)
3. 連絡事項
○ 12月20日(日)に「社内木鶏会」との合同研修会及び忘年会を開催 する。本日の出席者からも出欠を確認。
○ 昨日19日(土)は「第13回播磨人間フォーラム」であり、姫路木鶏ク ラブからも30名以上が参加。開催主催は「倫理法人会」
4. 『木鶏信条』の唱和。
5. 『仮名論語』朗誦憲問 第十四 仁者不憂知者不惑、下学上達を学ぶ
6. 「山鹿素行『中朝事実』を読む」(荒井桂・訳) 輪読
7. 致知9月号読後感発表
今月より佳書輪読は「山鹿素行『中朝事実』を読む」(荒井桂・訳)になり、「天 先章」を読了。 九月号特集は「百術は一誠に如かず」。ノーベル賞の赤崎先生と下村文科
大臣の対談から、果敢に立ち向かう孤独な闘いを続けてこられた先生の姿に 「学問に王道なし」を理解出来る。又、終生至誠を貫いて殉死した乃木希典の
壮絶な人生にも感想が多く、現代社会の指導者には範としてほしいものである。 総リード文にもあるように「一つの誠を貫くことにかなうものはない」、この一言に
つきる。九月号も充実した内容が満載であった。
以上 記・村上昭直
平成27年 8月例会報告
○日時・場所:平成27年8月15日(日)13時~17時半 (じばさんビル 602号室)
○出席者:34名
○木鶏信条の唱和
○仮名論語の朗誦 「顔淵第十三」
○今月から新しく良書輪読「山鹿素行『中朝事実』を読む」(「はじめに」と「おわりに替えて」を輪読)
○致知読後感の発表 特集は「力闘向上」
コメントの多かった記事について
①「松下幸之助が目指したもの その力闘向上の人生」
・松下幸之助を象徴する二つの言葉、「青春」、「素直」。「青春とは心の若さである。」、「真理に素直になれ、そうしたら物事はすべて上手くいく」。年齢を重ねても、気持ちはいつまでも「青春」と「素直」であり続けたいですね。
②「奮闘激闘の人 高橋是清の傷害に学ぶ」
・どんな困難にも精神誠意向き合い、誠実さと現場主義、私利私欲を去って世のため人のために尽くす無私の精神で最期まで日本の未来、人々の幸福のために奮闘し続けた高橋是清の言動の生涯について学びました。丁度、NHKにて放送中の高橋是清のドラマもあるので、テレビ鑑賞にて再度勉強したいと思います。
③「生涯現役『人生、やるしかないか』」
・画家の後藤はつの さんは73歳で油絵を始め、111歳の今も現役で頑張って おられます。人は幾つになっても挑戦する心を失わなければ輝いて生きること ができることに、感動し、これからも頑張らなければならないと勇気を頂きま した。
④「国防動員法に対処せよ」
・国防動員法は、中国が有事の際に全国民が祖国を防衛し侵略に抵抗するため、あらゆる分野を国の統制下におくことを定めた法律。日本に住んでいる中国人も対象となる。このような法律が中国にあることを知らなかった。危機感をもつべきだという意見が多くありました。
⑤「我が人生、我が経営」
・幼少期からの辛い経験から、お母さんを楽にさせてあげたい、「清、負けたらあかん」という強い思いが今日まで自分を突き動かしてきた、立派に商売をさせて頂いている、こんだけ幸せな男はおらん、と語る五苑マルシングループの川辺社長の生き方に感動しました。
2015.8.23 記 辻井 浩一
平成27年 7月例会報告
○日時・場所
平成27年7月19日(日)13時~17時半
じばさんビル 602号室
○出席者 25名(内1名見学者)
○木鶏信条の唱和
○仮名論語の朗誦 「顔淵第十二」
○連絡事項
事務局から今後の行事予定と昨日開催の定例役員会の結果報告があった。
○良書輪読「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと」高橋史朗著(P264~最後まで)
○致知読後感の発表 特集は「生きる力」
①百歳を越えられた伊與田覺先生の「巻頭の言葉」の最後の部分の「人生は年を取ったからもうこの辺でいいというものではない。命とは働きであり、生きている限り天の道を体現すべく努力を続けることが、この世に生まれてきた意味だと思う。」という言葉に、かくありたしと奮起。
②オリエンタル幼稚舎園長志道不二子さんの話は、幼稚園児に君が代や園の歌を歌わせたり、論語や教育勅語を暗誦させるなど、幼児期からの教育の重要性を説かれる。女性会員から、他にも同様の教育を実施している幼稚園の紹介があり、日本の将来も捨てたものではないなと頼もしい気持ちになる。
③作家福富健一さんの「重光葵 その渾身の生き方から学ぶ」の話からは、かつての日本のリーダーのあるべき姿の一端を窺い知ることができ、これに関連して一部会員から「重光の発案で、史上初めて有色人種のみが一堂に会して大東亜会議が開催された」旨の補足説明がなされ、大変勉強になった。
④会員の発表が一番多かったのは、P62~P70の東洋思想家境野勝悟さんとホリプロ創業者堀威夫さんの対談。味わい深い心に残る言葉が多く、取分け境野さんの「八十歳になってよかったなと思うのは、いままで分からなかったことが分かってきた」とか、「これまで生きてきた中に感謝、感動の心があると、裏側に死と言う意識が不思議とこないんです。だから『俺みたいな人間がこれだけ生きさせてもらって、これだけの仕事をさせていただいた。ありがとう』という気持ちだけはいつももつようにしています。」という言葉には見習うべしと痛感し、大いに元気づけられた。
2015.7.23 記 平田建喜
平成27年 6月例会報告
○日時・場所: 平成27年6月21日 13時〜17時半
姫路駅前「じばさんビル」602会議室
○出席者: 30名
○連絡事項:
★播磨人間フォーラムの開催案内 (幹事G 倫理法人会)
1.開催日 9月19日(土) 時刻等はまだ不明
2.第1回事前打ち合わせ会 6月26日(金)佐伯さんご出席
★英斎塾創立20周年記念講演会及び祝賀会
1.開催日10月24日(土)午後 場所:姫路キャッスルグランヴィリオホテル
★伊與田覺先生満100歳誕生を祝う会
・三木先生出席されご報告:孔子子孫の孔先生が記念講演をされた。
・仮名論語の改訂版が出版され、一般書店でも販売されるとの事。
★副読本の件 現行本は後2回で終了。 次回予定「中朝事実」山鹿素行著
★尼子先生の広畑中家庭教育講演会で「親が変われば、子が変わる」と題して、たつ
の市出身髙橋史朗氏の講演があり、出席者辻井さん、滝口さん、鵜飼さんが報告される。
○例会内容
1.木鶏信条の唱和
2.仮名論語の朗誦 「先進第十一」
3.良書輪読 「日本が二度と・・・」 P245~P262 第五章終了
4.致知6月号読後感発表 特集テーマは「一天地を開く」
★自分のやるべき事を自覚し、それに専念すればそこは小宇宙となり、一筋の光明が
差し一天地が開けると森信三先生の訓言にある。
★今月最も多かったのが京大元総長平澤興氏の遺された言葉です。どの言葉も納得で
きるもので、誰でも出来る様に思えます。氏もおっしゃっている様に当たり前、シン
プルな事が出来ないのです。真に自覚すれば一天地が開かれるはずです。
★人生を照らす言葉では芥川龍之介『沼地』の中で如何に多くの先入観や既成の価値
観で判断しているかの示唆があり、相手を受け入れる勇気と寛大な心が大切と学んだ。
★よく知られた「ミキハウス」と「千房」の経営者の二人から「ピンチはチャンス」
と捉え、逆境を逆手に取る志の強さを感じ、お客様に喜ばれ、人材を育てて従業員を
幸せにし、そして、夢を継続させる力強い姿勢を学んだ。
2015.6.22 記:濱田 建
平成27年 5月例会報告
1.日時・場所 平成27年5月17日 13:00〜17:00
じばさんビル602号室
2.出席者 25名
3.連絡事項
・5月31日(日) 姫路護国神社にて井上和彦氏の講演会を予定
・三木英一先生主催の「英斎塾」20周年記念を計画中。日時未定
4.2015年5月例会内容
①木鶏信条唱和
②「仮名論語」朗唱
③「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと」精読 P222~P244
家庭教育に関して、出席者全員の「親の思いで」を語り合った。多くの
会員にとっては親は既にこの世になく、在りし日の親の家庭教育に対す
る取り組みに思いを馳せた。
④「致知5月号」(人生心得帖)読後感発表
5月号読後感では、「『がん哲学』が日本の医療を変える」に対し多くの
感想が寄せられた。「医師としての在り方はこうあるべきだ」「がんを
経験すると、医療関係者の有り難味がよく分かる」等、医師と患者の関
係を改めて見直したいと思う。「福沢諭吉的教育論」「森信三『理想の
小学教師像』」では会員が日頃関心を持ち続けている教育に対し、様々
な意見が寄せられた。
5.その他
例会終了後の懇親会は、今月から「うさぎ」姫路市南町65(大手町通り大
手前通り3、4F)に変更する。
(記 堀 隆一)
平成27年 4月例会報告
1. 日時・場所: 平成27年4月19日(日)13時から17時
じばさんビル602会議室
2.出席者: 30名、うち新入会員3名(住田さん、井口さん、牧野さん)
3.議事:
○三木先生からご挨拶(3月末の会員数は54名など)のあと、木鶏信条
「論語」の朗誦。
○「日本が二度と・・・」のP199からP222を輪読
○連絡事項(いろいろな講演会の予告)
○読後感の発表
テーマ「一を抱く」にふさわしい記事で満たされています。伊與田・渡
部両先生の初対談は、『論語』を知り、好み、楽しんで実践されたお二人
が「遊ぶ」境地にまで到達されておられるのに感銘を受けました。
「鉄のパイオニア」西山弥太郎の夢とその実現に生涯を捧げた記事は技術
屋OBから共感が寄せられていました。
「老舗に・・」の田中真澄氏の話では、講演を直接聴いた会員もあり、そ
の笑顔、エネルギイ、説得力に感心するとともに、商売では太陽のよう
に熱と光を相手に与えることが肝心との言葉を大事にしたい、という会
員が多くありました。皆、よく読み込んでいました。
○懇親会は「山ちゃん」で行いました。
(文責、佐伯正夫)
平成27年 3月例会報告
1 日時・場所 平成27年3月15日(日) 13:00~17:30
じばさんビル 602号室
2 出席者 24名
3 連絡事項
○ 三木代表より伊與田覚先生の「男の風格をつくる『論語』」の紹介があり、次回
の輪読書の候補のひとつとなる。
○ 長谷川会員より国民歌「紀元二千六百年」の歌詞を配布いただき全員で斉唱。
○ 今月は三木代表の誕生月(傘寿)であり全員でお祝い品進呈。
4 「木鶏信条」の唱和。
5 「仮名論語」朗誦 泰伯 第八 「篤信好学」「弘毅」を学ぶ。
6 「アメリカが占領期に行ったこと」(高橋史朗 著) 輪読
子供の育て方について学ぶ。
7 致知3月号読後感発表 特集は「成功の要諦」
対談「稲盛和夫に学んだ成功の要諦」で稲盛氏の経営成功術の根本は「利他
の精神」を貫いて「因果応報」の法則に忠実であったことが理解できる。
又、月尾嘉男・中西輝政両氏の対談では過去の歴史を見れば栄華を極めた
国家が急速に衰退し、滅亡している例は数え切れないと紹介されている。そし
てこれからの日本が取るべき道も具体的に指摘されている。今の日本の危機
の最たるものは安全保障と国防の問題であり、近隣諸国の動きを正確に察知
する事が喫緊の課題であると警鐘を鳴らしておられる。
2015.3.17 記 村上昭直
平成27年 2月例会報告
○日時・場所 平成27年2月15日日曜日 13時〜17時半
じばさんビル 602号室
○出席者 34名(内1名新入会員)
○連絡事項
・会計担当者から平成26年度収支決算報告があり、これを受けて会計監査
担当者からはいずれも適正かつ正確である旨の監査結果報告があった。
・2015年1月24日開催の新春特別講演会「人間力を高める」に出席し
た青木千代美さんと三木英一先生らから、講演者千玄室先生及び山本富士子さん
の講演内容について素晴らしい内容であった旨の報告があった。
○木鶏信条の唱和
○仮名論語の朗誦 「述而第七」
○良書輪読「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこ
と」高橋史朗著(P173~P183)
○致知読後感の発表 特集は「未来をひらく」
①百歳と九十一歳の二人の世界記録アスリートの対談、目標を持ち続ける情
熱と努力で自らの未来をひらいてこられたことに心底感服。
②日本人にとっては当たり前のことでも、外国人から見れば驚くような美点
が日本には数多くあるとのマンリオ・カデロ氏(サンマリノ共和国特命全
権大使)の指摘には、さすが日本人より日本のことをよく観察しておられ
るなと感心することしきり。逆に、日本人は日本のことをもっとよく知る
べきだと痛感する。
③作家の北方謙三氏と大学教授福島智氏の対談、福島氏が全盲ろう者であり
ながらそのハンディを自らの努力で克服し、積極的に運命を切り開いてこ
られた生き方には本当に頭の下がる思いがし、とりわけ北方氏の著作であ
る水滸伝全14巻全巻を読み切ったという福島氏のエネルギーには圧倒さ
れた。
④実践で編み出した独自の指導法で子供たちの教育に臨む二人の小学校教諭
の対談で教育現場の苦労を知るとともに、この対談記事を読んだ中学校長
の会員から、この記事のコピーを自校教職員に配布して啓発したという発
表もあって、教育界に一条の光がさし込み未来がひらかれていく思いにな
った。
⑤「行動観察」というマーケティング手法を提唱する松波晴人氏の話で、他
己実現欲求つまり「自分以外の他者の自己実現を助けたいという欲求」と
いう視点が行動観察には大切だと教わる。
2015.2.19 記 平田建喜
平成27年 1月例会報告
〇日時: 1月18日(日)
12:40~13:00 兵庫県姫路護国神社 正式参拝
13:30~17:30 姫路商工会議所 502号会議室 例会
17:40~20:20 同上 1階ホール 新春懇親会
〇参加者: 45名
〇例会:まず代表世話人三木英一から新年の挨拶並びに決意を、「論語之友」新年号の清話
の文章により発表。 「木鶏信条」、「仮名論語」第六朗誦後、全員が新年の抱負発表。
最初に白寿を迎えられた三木健造氏(日本農士学校3期生、安岡正篤先生の教え子)が、
今まで生かされてきたことに感謝の念を述べられた後、今年のモットーとして「随処作主」
と仰った。(全員拍手で祝意を表す)。各自、順番に新年の抱負を力強く発表した。今年も
岡山木鶏クラブの山神勝氏が参加された。
・「致知」1月号の読後感発表:特集のテーマは「堅忍不抜」
・「巻頭の言葉」伊與田覺先生の「中庸」の全文を全員で朗唱する。
・特集のリード文の「木を植えた男」の堅忍不抜の人生に感動する。
・牛尾治朗と新浪剛史の対談:経営は意志、自分の時間の使い方、己を虚しくして全体
のために生き、徳を以って世界をリードする人物が話題になる。
・箱根駅伝のファンの女性から、駒沢大の大八木監督の話が出る。
・久世浩司の「逆境力が道をつくる」のレジデンスに関心をもった人が多くいた。
「精神的回復力」「緩衝力」「適応力」の三つの重要な要素を身に着けて、人生の試練
乗り越えていきたいものである。
・鈴木秀子の「人生を照らす言葉」に関心を以て読む人は毎回多いが、今回も、心を常
に喜びと感謝で満たす事の大事さを、ブレイクとクローデルの詩で味わった。
・渡部昇一の「歴史の教訓」では、集団的自衛権の行使容認についての意見がでた。
・連載されている「荻生徂徠」の豆腐屋の話について、村上氏から蘊蓄ある話がなされ
皆興味深く聞き入った。
・年末に逝去された名優、高倉健にまつわって、平田氏から自分の人生の若かりし時
の思い出が披露された。
一人3~4分で発表をお願いしたが、年頭の抱負でも結構時間が取られ、出席者が多く
あったために、読後感を発表して頂けなかった会員が10名余り出たことは申し訳なく
思った。懇親会の場で、発表して頂くことにして、一応閉会にし、1階のホールに移動
した。
・懇親会:読後感を発表出来なかった人に、発表をお願いしたが、もうよろしいというこ
とになり、懇親会のみの3名の会員も参加して、美味しい料理と美酒を頂きながら歓談
に花が咲き、歌あり、謡曲あり、新春にふさわしく楽しく懇親を深めることができ、本
年の会員の精進と姫路木鶏クラブの充実、発展を祈念して万歳三唱でお開きとした。
(記:三木英一)
毎月第3日曜日
じばさんビルで開催