○日時・場所: 平成28年12月18日(日) 13時~17時半
姫路駅前「じばさんビル」502会議室
○出席者: 29名 *新会員で西川利生さんが紹介される。
○連絡事項:
☆三木先生の報告
・伊與田覺先生が11/25日ご逝去の報告をされた。全員で黙祷を捧げる。
11/29日のご葬儀に三木先生参列された。
・村上さんのお母上のご逝去の報告なされる。
・青木千代美さんのご遺族よりのはがきで規約での香料辞退される旨報告。
・佐伯さんより30周年記念誌の発行準備状況の説明をされる。
1/22に大和美術印刷殿と第二回目打ち合わせを行う。
・濱田より来年度会計川端さん退任され、新任前海さんに変わるので引継ぎ中の
○例会内容
1.木鶏信条の唱和
2.仮名論語の朗誦 「泰伯第八」
3.良書輪読 山鹿素行の「中朝事実を読む」 P168~177 神治章
4.致知12月号読後感発表 特集テーマは「人を育てる」
★特集記事で不変の二つの原理が紹介されている。
一つは人生は投じたものしか返ってこないこと、そして人生は何をキャッチするかであると説く。教育にも通ずる原理でもある。
★表紙を飾った井村雅代氏の「本気で向き合えば可能性は開ける」の記事に多くの会員
★「素読のすすめ」の記事にも多くの会員の感想があった。記事では素読の効果・効能が理論的に述べられていて、例会で木鶏信条の唱和、仮名論語の朗誦を行っているその事の意味に改めて会員の納得の声が多かった。
★名経営者にも学ぶことは数多く、教える事には根気と辛抱が大切で、人は変わる事が出来るし、変えられる事も出来る。そして「国家百年の計」と言われる教育は国と国民の将来を考えると最も大事なことと思わずにおれない。
☆例会後、有志13名により懇親会が駅前「食彩家うさぎ」で行われた。
(記:濱田 健)
平成28年 11月例会報告
○日時・場所 平成28年11月20日(日)13時~17時半
○出席者 27名
○木鶏信条の唱和
○仮名論語の朗誦 「述而第七」
○良書輪読「中朝事実(山鹿素行著)」(P161~168)
○致知読後感の発表 特集は「闘魂」
①我が闘魂の人生
一流のシェフと寿司店主の対談「人生というのは常に自分に対する闘いだと思う。」「逆境は神様が与えてくれた宿題。どんな大きな逆境にぶちあたっても、目の前のことを一所懸命やっていけば、必ず誰かが助けてくれるし、前に進んでいく。だから、常に一所懸命やる。」
一流の料理人だからこそ言える味わい深い言葉である。
②言葉は自分たちを表現する武器
生後1か月で最重度の脳障碍児になった女性、脳細胞が侵される核黄疸に罹患し、体の自由を奪われたばかりか言葉を発することさえできない。その女性がすばらしい担当医との出会いにより、平成24年5月20日以降、言葉を次々と引き出してもらう。彼女は、知らない言葉が出てきたら、その意味を毎日考えていたという。彼女から生み出された詩。娘にも必ず言葉があると信じ続けた母。そしてその脳障碍児は自分の生きる意味を見出した。
③手術は祈りである
消化器外科医と小児科外科医の対談
「僕たち医師は、表向きは病気と闘っているわけだけど、それに立ち向かっているのではなく、自分と闘っているわけです。ですから今回の対談のテーマは闘魂ですけど、自分に挫けない忍耐とか精神力が闘魂なのかと思いますね。どれくらい我慢できるかによって仕事の成果が決まってくる。」
○三木先生からの連絡事項
・木鶏クラブ30周年の記念誌原稿提出の依頼
・致知購読数が低調なので、年度末に倍増すべく年内には会員1人に1冊は勧誘されたい。
・三木先生の出版本「心豊かに老いを生きる」の販売
(記:平田建喜)
平成28年 10月例会報告
【開催日時】 平成28年10月16日(日) 13:00~17:00
【開催場所】 じばさんビル 4階会議室
【出席者】 27名(見学者1名)
【連絡事項】
1.青木千代美様がご逝去され、一同黙祷してご冥福を祈った。
2.役員会報告 規約改定の件と「致知」普及に各人努力を。
3. 播磨人間フォーラム報告。姫路木鶏クラブ関係から講演会に26名、懇親会
に20名が出席した。堀が概要説明。
4. 姫路木鶏クラブ30周年記念大会を平成29年5月21日(日)に開催する。
大会要領について村上氏から説明。司会は会員の山本えり氏に依頼予定。
記念誌について佐伯氏から説明。「会員の30周年記念に寄せての想い」を
掲載するので、400~470字の原稿並びに写真を12月18日の例会までに提出
すること。
5.今後、例会の出席簿と2次会懇親会の出席希望者を記帳する。
6.山鹿素行の赤穂配流350年を記念して特別展と講演会が開催される。
記念講演会:10月23日(日)13:30~ 赤穂市文化会館
特別展:10月22日~12月14日 赤穂市立歴史博物館
7.三木英一代表世話人が「心豊かに老いを生きる」をKindle版で出版された
【例会概要】
1. 木鶏信条の唱和
2. 仮名論語の朗読「雍也第六」
3. 山鹿素行の「中朝事実を読む」P.150~P.160
4. 「致知10月号」の読後感
・「人生の要訣」という非常に重い特集記事で、活発な議論がなされた。
・ノーベル賞学者の山中伸弥教授とスヴェンソン会長の兒玉圭司氏対談記事に対する意見が非常に多かった。「何か悪いことが起こった時は『身から出たサビ』、いいことが起こった時は『おかげさま』」という山中教授の言葉は、幸田露伴も松下幸之助も同様の言葉を述べられている。これこそ人生最高の要訣でないか。
・幸田露伴は「運を引き寄せる要訣は「惜福」「分福」「植福」を心がけるべきである」と述べている。渡部昇一先生の解説は解りやすかった。「自己修養は露伴に学べ」である。
・曽野綾子と鈴木秀子氏の対談で、「フィリア」と「アガベ―」のという二つの「愛」について学んだ。
・今月の例会のまとめとして、三木代表世話人から以下の話があった。
「人生の要訣とは」以下の3点を心がけることではないだろうか。
1 生涯現役、臨終定年を心がける
2 人のため恩返しをする
3 自分が身につけたことを楽しく実行する
5.例会後、恒例の懇親会は「うさぎ」で12名が参加し、談論風発を楽しんだ
平成28年 9月例会報告
①日時・場所
平成28年9月18日(日)
13:00~17:30
於:「じばさんビル」 602号室
②出席者 33名
③連絡事項
○来年の「30周年記念大会」の件。平成29年5月21日開催予定。
昨日、「キャッスルホテル」にて関西地区の9支部代表が集合。
出席者
西びわこ藤樹木鶏クラブ、なにわ木鶏クラブ、奈良木鶏クラブ、
神戸木鶏クラブ、三宮木鶏クラブ、丹波木鶏クラブ、東播磨木鶏クラブ
北摂尚友木鶏クラブ。 以上の関係者に「日程・大会次第」を説明。
姫路からの出席者・三木先生、濱田健さん、高澤龍一さん、佐伯正夫さん、
村上昭直。以上5名、それぞれの分担部門について説明。
○「30周年記念大会」記念誌の原稿募集について。佐伯さんより説明あり。
10月より募集を始め、12月に締切る。文章字数は約400字~470字。
顔写真を提出のこと。たて35mm よこ28mm。
○10月1日(土)の「播磨人間フォーラム」の件。堀さんより説明あり。
今年の担当は「無倦会」。姫路木鶏クラブより30名が参加。
○今後の予定について報告。
例会場所、10月度は「じばさんビル」401号室、11月度は「杵屋」。
役員会、10月15日(土)14:00~「杵屋」にて。
12月17日(土)11:30~「うさぎ」にて。
○『致知』購読キャンペーン
平成28年9月より29年3月まで購読キャンペーンの実施。
④『木鶏信条』の唱和。
⑤『仮名論語』朗誦 公冶長第五
⑥「山鹿素行『中朝事実』を読む」(荒井桂・訳) 輪読
神治章 141頁~
⑦致知9月号読後感発表
平成28年9月24日 『致知』9月号特集は「恩を知り、恩に報いる」。総リード文で松下幸之助の言葉より
「過去を振り返って世と人の多くの恵みに感謝する心を持ちたい」とあり、本文中にも恩を振り返り又恩に報いる体験談があふれている。平澤興先生が「一日一言」の中で「恩とは今日の姿のもとを知ってありがたく思うことである」と述べておられる。そして先生の信条は「天を拝み、人を拝み、己を拝む」こととある。苦しい時にこそ奮い立つ希望を持ってこの人生を生き抜きたいものです。
(記:村上 昭直)
平成28年 8月例会報告
【開催日時】平成28年8月21日(日) 13時~17時
【開催場所】じばさんビル 4階会議室
【出席者】24名(新メンバー2人見学(藤原さん、寺西さん))
【連絡事項】
1.播磨人間フォーラム
・10月1日(土)14時半~受付開始、15時~17時:講演会、17時半~19時半:懇親会
・講演者:寺岡賢氏 「伊勢神宮と神話に学ぶやまとの心」
・参加者確認、来月までには堀様に申し込み用紙を提出
2.姫路木鶏クラブ30周年記念について
・平成29年5月21日(日)キャッスルホテルにて開催
受付 13時~、講演 15時半~、懇親会17時~19時半
・講演者:高橋史朗先生
・創立30周年記念誌発行(予告)
(寄稿依頼:10月16日、原稿・写真締切:12月18日)
【例会概要】
1. 木鶏信条の唱和
2. 仮名論語の朗読 「里仁第四」
3. 山鹿素行の「中朝事実を読む」 神治章 p129-141
4. 致知8月号読後感想
特に意見の多かった以下の記事について紹介いたします。
(1) 巻頭の言葉「因果関係を弁える」
〇良い行いは良い結果がもたらされ、悪いことをすれば、当然その報いを受けることになる。
昔の人は因果関係を弁えて行動していたが、今の人はそのような予知能力を失っている。一人一人が相手のことをもっと配慮するようになれば、より適切な行動をとれるようになり、世の中も良くなるはず。日本が少しでも穏やかで循環型の住みよい社会になることを願って止みません。
(2) 「かくて「奇跡の薬」は生まれた」(遠藤章)
〇この奇跡の薬のおかげでコレステロール値が下がり、今もお世話になっているという話が複数の会員の方からあった。またこれはアルツハイマーや一部のがん等にも効果がある万能薬。
遠藤先生の成功の条件は、先ず好奇心を出発点として、人や社会の役に立ちたいという信念、志、その上に夢中になって努力し続ける人が成功を手にしているのではないかとのこと。
遠藤先生は近い将来ノーベル賞候補ではないかと期待している。
(3) 「いま、後世に語り継ぐべきこと」(ケントギルバード、山谷えり子)
〇今月号では最も意見の多かった記事。日本人の心が冷めていく最近の風潮、子供の判断力の無さ、平等という言葉をはき違えている点について、教育者の傲慢さと怠慢さによる教育が問題と言われる。また日本人の思想が歪むような洗脳プログラムを実行したことが原因。自分の国も自分で守れない依存社会になっていることを指摘。国の行く末が案じられる記事であるが、日本の若い方には、信頼、感謝の心を育み、社会参加させる教育の必要性を指摘している。
(記:辻井 浩一)
平成28年 7月例会報告
1.日時・場所: 平成28年7月17日(日)13時から17時10分
じばさんビル 602会議室
2.出席者: 28名
3.議事:
○三木先生のご挨拶で、最近はいろいろな出来事があったが、伊勢志摩サミットでG7の首脳が伊勢神宮を参拝され、日本文化の真髄を体感されたことは大変良かった、と感想を述べられた。その後、「木鶏信条」、「かな論語」を朗誦し、「中朝事実」神教章117-129ページを輪読した。
○読後感の発表
特集「腹中書あり」の内容に、いつも以上の多数の感想がありました。
河野・渡部両先生の対談は、読書がお二人の人格形成にいかに大きな影響を与えたか、圧倒的な迫力です。古典や名著を繰り返し読み、名言を口ずさんで困難を乗り越えられた話は説得力がありました。鈴木先生の連載では、尾崎喜八の「一日の王」を紹介され、日常生活でも問題ばかりを見るのではなく、小さいことや良いことに意識を向ける大切さを気づかせて頂きました。
7月号に登場された先生方の実践に良い刺激を頂き、「致知」の有難さを改めて実感しました。なお、8月度例会は、このじばさんビルだが、4階の会議室になると予告された。
4.懇親会は、久しぶりに「山ちゃん」で7名参加でした。
(記:佐伯 正夫)
平成28年 6月例会報告
○日時・場所: 平成28年6月19日(日) 13時~17時半
姫路駅前「じばさんビル」502会議室
○出席者: 23名
○連絡事項:
★事務局より6/11上期定期役員会の報告
・坂村真民記念館研修旅行の総括
・今年10/1播磨人間フォーラム開催の件 今回の幹事団体は無倦会
木鶏クラブは堀プロジェクトリーダーにて打ち合わせ等を進める。
・来年5/21姫路木鶏クラブ創立30周年記念大会について
会場運営準備は村上リーダーの下で進める。
記念誌発行は佐伯リーダーの下で進める。
・役員人事について
黒田さん、浅見さんの退任が了承される。
(川端会計は今年度末にて退任予定)
新任役員として柳原さん、広瀬さんが就任される。
○例会内容
1.木鶏信条の唱和
2.仮名論語の朗誦 「先進為政第二」
3.良書輪読 山鹿素行の「中朝事実を読む」 P107~P116 神教章
4.致知6月号読後感発表 特集テーマは「関を越える」
★人生には関所がある。普通なら絶望する難関を越え、人生を開いた人がいる
★戦争で日本の劣勢の中、旧満州の地で苦難を越えて、決して背を見せず信念を曲げなかった瀬戸ご一家は生きて帰国し、人生を全うされた。
会員親族も満州で理不尽さを味わっておられ、幾人かその話を披露された。
★大同生命のセールスレディーの船津さんは売れない苦しい日々を送っていた。元々は希望していない仕事と思っていた。たとえそうであっても一所懸命魂を込めてやっていれば絶対その人の天職になると云われる。そして成功された。
★鈴木秀子さんの“人生を照らす言葉”の中、茶の湯の席では雑念を断ち切って心の奥にある魂の声に耳を傾けると云う。そして何物にも捉われず、今の一瞬に生きる事が本物と教えてくれる。その風流を求めるのが数寄者であると知った。
★“健康長寿への道は一日にしてならず”で三つの秘訣のキーワードは運動、食事、社会的役割と言われている。社会的役割を続けることは生き甲斐に通ずることになる。そして木鶏クラブ会員は臨終定年を信条としている。
(記:濱田 健
平成28年 5月例会報告
1.日時・場所: 平成28年5月15日(日) 13時から17時
じばさんビル 602会議室
2.出席者: 30名、見学者1名(高倉さん)
3.連絡事項:
・三木先生から4月23日(土)の坂村真民記念館旅行に対する御礼の言葉
・社内木鶏大阪大会報告 5社が発表し、大盛況であった。
・役員会を6月11日17:00に姫路キャッスルホテルで開催する。
議題は「播磨人間フォ ーラムの件、他
・木鶏信条唱和
・仮名論語朗誦 今回からまた新たに学而第一から輪読開始した。
・中朝事実 神教章P.96~P.106
4.致知5月号「視座を高める」感想
・「巻頭の言葉」の「攀念知」という言葉を初めて聞いた人が多かった。高校の先生がこの言葉を生徒に教え、また83歳になってもそれを覚えている生徒に感動する意見が多かった。
・小泉八雲が日本人以上に日本人の心を理解していることに驚くとともに、それが八雲の 生い立ちに根差したものであることを知った。
・「ペンタゴンの心の鍛え方」を取り上げる意見も多く出た。ペンタゴンの内部の話ゆえに詳細に触れていないもどかしさと共に、日本軍とアメリカ軍の軍人意識の違いを再認識した。
・「あかつき」の挑戦に元気づけられたという意見が多かった。
5.懇親会は、「うさぎ」に14人が集まり、例会の感想とよもやま話に花を咲かせた。
堀隆一 記
平成28年 4月例会報告
1.日時・場所: 平成28年4月17日(日) 13時から17時
じばさんビル 602会議室
2.出席者: 26名、うち見学者1名(芦田理恵さん)
3.議事:
〇三木先生のご挨拶のあと、事務連絡があり、4月23日(土)のバス旅行に
ついて事務局長から確認しておく点の説明があった。バスの集合時間、昼
食持参、緊急連絡の携帯電話番号などである。また、当クラブのホーム
ページ「姫路木鶏クラブ」のヒット数が1万件に近くなり、時々見てほしい
と話された。
〇木鶏信条、「かな論語」の朗誦の後、「中朝事実」神器章(P80-95)の輪読
〇読後感の発表
テーマ「夷険一節」の言葉に初めて出会い、その意味をリード文から教えら
れた会員が殆どでしたが、松陰のやむにやまれぬ思いと実践に励まされ
ました。
「不屈の人チャーチル」では中西先生の名文で、この希有のリーダーの実
像と節を曲げない生き方がよく理解できました。
鍵山・上甲両先生の対談に感想が多く、「箒を持った瞬間にその人のすべて
がそこに表れる」の言葉に実践の凄さを感じ、「何をきわめようとして生きる
か」が私たちの老後のあり方を左右することを教えて頂き、まず木鶏信条の
実践を心掛けることを誓いました。
〇懇親会は「うさぎ」で14名参加でした。
(文責、佐伯正夫)
平成28年 3月例会報告
①日時・場所
平成28年3月20日(日) 13:00~17:30
於:「じばさんビル」 602号室
②出席者 34名
三木先生はインフルエンザのためお休み。濱田事務局長が司会・進行
③連絡事項
○4月23日(土)の課外研修、「坂村真民記念館」訪問の件
参加者35名 当日7:30分に姫路駅南集合、7:45分に出発。
尚、当日は記念館にて高澤氏夫人の所属するコーラスグループ(亀山本徳寺)
が前座で合唱していただく。
④『木鶏信条』の唱和。
⑤『仮名論語』朗誦 子張 第十九
⑥「山鹿素行『中朝事実』を読む」(荒井桂・訳) 輪読66頁~79頁
⑦致知3月号読後感発表
五年にわたる大改修を終えて丸1年、白亜の姫路城が春の日差しに映える3月20日(日)13時より「じばさんビル」にて34名の参加で開催。『致知』3月号特集は「願いに生きる」。
総リードより白隠和尚は「人はみな本来仏である」と説き一般の人々を覚醒に導くべく願い続けられた。又、横田滋・早紀江ご夫妻のいつ解決できるかもしれない願いはそのご心中察するにあまりある。「ナノマシン」開発者の片岡教授の研究には願いが叶うまで続けるというひたむきな姿勢があり、これも日本人のDNAかもしれない。いずれノーベル賞を受賞される事を期待したいものです。
記・村上昭直 平成28年3月22日
平成28年 2月例会報告
○日時・場所 平成28年2月21日(日)13時~17時半
じばさんビル 502号室
○出席者 34名(内2名新入会員)
○連絡事項
・会計担当者から平成27年度収支決算報告があり、欠席の会計監査担当者から書面で「いずれも適正かつ正確である」旨の監査結果報告があった。
・平成28年1月23日開催の新春特別講演会「人間力を高める」に出席した会員及び三木英一先生から、講演者福島智先生(全盲ろうの東大教授)及び樋口武男先生(大和ハウス工業会長)の各講演内容につき、「言葉の力」や「熱い心」が人間力を高めるという感動的内容であった旨報告があった。
○木鶏信条の唱和
○仮名論語の朗誦 「微子第十八」
○良書輪読「中朝事実(山鹿素行著)」(P53~65)
○致知読後感の発表 特集は「一生一事一貫」
①料理一筋に歩み続けた二人の料理人の間で交わされた「今日やる仕事が十年後のお客さんを呼ぶ」「夢を持つ人のところに人は集まってくる」「量より質というより、量を積み重ねることで質に転換する」等々の言葉は、料理一筋に歩み続けた二人だからこそ言える言葉。しかも「常に万全を期そういう意識、臆病と繊細さがものを作らせている」「修行というのは修行を覚えに行くことじゃない。我慢を覚えに行くんだ」との言葉に至っては、ずっしりとした重みを感じ、誠に味わい深い対談であった。
②伊與田覺先生のお話を拝読し、先生の人生は論語と孔子の教えによって貫かれ、道縁によって導かれた安岡先生との出会い、そして悲しみを経て心の継承を果たした師弟の姿、それらが今の伊與田先生を先生たらしめているんだなと思うと、先生が言われるように、完熟した品格を備えた姿で、すべてを全うされて昇天されるに違いないと感じ入った。
③「念ずれば花開く」と唱えていた母の姿、それこそが坂村真民先生の詩の原点であり、そんなお母様の恩に報いたいという心情こそが先生をして詩に向かわせ、素晴らしい詩を生むきっかけとなっている。折しも愛媛県の坂村真民記念館では、開館4周年を記念し、この3月初めから3か月間、「森信三と坂村真民の世界」と題して特別展が開催されるとのことで、団体で観賞に出かけようという動きもある。
平成28年 1月例会報告
平成28年1月17日(日) 於 兵庫県姫路護国神社 参集殿
第一部 護国神社 本殿 正式参拝(12時30分)(45名参加)
泉和慶宮司 祝詞奏上
玉串奉献 三木英一代表世話人 参加者同時に二礼二拍手一礼
神饌のお茶、お神酒を頂戴する
第二部 参集殿にて,(13:00~17:00)
46名参加で開催 (三木建造氏からご祝儀を戴く)
・まず三木英一代表世話人が、新年の挨拶と決意を述べる。
・「木鶏信条」「仮名論語」(陽貨第十七)の朗誦。
「中朝事実」pp.46~53(神武帝、崇神帝、景行帝)の輪読。
・全員が新年の抱負と「致知」一月号の読後感を発表する。
(話題になった箇所の要約)
・特集「リーダーシップの神髄」のリード文、リーダーたる者
の資質、奥義について。
・「日本の父祖の生き方に学ぶ」日本の近現代史を学び直す。
アジア植民地の解放のために戦った先人の功績を学び、日本人
としての誇りを持ち、しっかりした国家観、歴史観を持とう。
・「大久保利通の生き方に学ぶ」
―「熟考、果断、責任感」「意志強固、冷静、決断力」
・「日本を創ったリーダーに学ぶ」
1 日本独特の宗教観(一人の人間が同時に複数の宗教を信じて
もいい)を確立した聖徳太子の哲学がすごい。隋という大帝国
に対等の姿勢で外交を開いた偉さ。
2 織田信長、徳川家康、石田梅岩、松尾芭蕉、大久保利通、
渋澤栄一、等が挙げられるが、西郷隆盛を入れたいという意見
が出た。
3 リーダーには優れた先見性と明確なビジョンが絶対に必要で
ある。
・横田南嶺管長の「大事因縁、山よりも重し」(「法華経」)の
「無価の宝珠」、中江藤樹の「明徳」、森信三先生の「天の封書」
この世に生まれた意味のある人生にするべく精進したい。
・「超少子化」の問題。晩婚、晩産化についての日本の深刻な問題
が取り上げられた。木全さんの「人のお世話にならぬよう、人の
お世話をするように」、社会に役立つ存在になるように生きたい
ものである。その他の記事からも、リーダーの生き方について、
色々と取り上げられた。
今月は、道縁に導かれた私達、姫路木鶏クラブの朋友が、百歳を迎えられた三木建造氏も出席され、リーダー論についてたっぷりと学んだ例会になった。
第三部 新春懇親会(17:30~20:00)
於 ミレ(イーグレ4階)36名参加
夜間照明された美しい白鷺城を眺めながら、美酒に酔いながら、楽しく懇親を深めた。
今年も、岡山木鶏クラブの山神勝氏が全コース参加された。岡山木鶏クラブも昨年から岡山護国神社に参拝されてから、1月例会を開催するようになったとの報告あり。
(記・三木英一)
毎月第3日曜日
じばさんビルで開催