人間学を学び心を高めます。

活動実績ACHIEVEMENTS

令和元年の活動実績

令和元年12月例会報告

【開催日時】 令和元年12月15日(日) 13:00~17:00
【開催場所】 姫路ハトヤビル4階会議室
【出席者】 22名(市川えいこさん見学)
【連絡事項】
〇三木先生より報告
 11/29全国木鶏クラブ代表世話人会総会報告がなされた。
主な内容は規約改正(全員に規約コピー配布)とそれに伴う副会長人事は静岡木
鶏クラブ、博多木鶏クラブ代表が選任された。
【例会内容】
  〇木鶏信条の唱和
  〇『仮名論語』 八佾第三 朗誦
  〇『世阿弥 風姿花伝・三道』 P77~89
  〇『致知』12月号読後感について
 *今月のテーマは「精進する」でした。
 ◆特集は「精進する」で精進とは、励んで怠らない事で、ひたむきに人間形成に励
み努めることとある。『父母恩重経』に「己が身の誕生の日は母苦難の日なりけ
り」とは母の精進に思い致すことばである。またお釈迦様は精進すれば必ず道を
成就できるから怠らず努めよと弟子たちに語った。
 ◆アルツハイマー新薬の開発者杉本氏は「断じて行えば鬼神も之を避く」を実践す
   れば、人知を超えた大きな計らいが得られるという。氏の今後も期待したい。
 ◆渋沢栄一の生き方で氏の『論語と算盤』の中で論語と算盤の両極のバランスをと
   るのだといい、成功や失敗よりそこまでの努力が大切と言っている。精進し続け
   た氏の功績忘れてはならない。
 ◆盲目のヴァイオリニストでは母その子さんの支えに賞賛の声があった。
 ◆ 「いかに人を育てるか」で花巻東高校の教育に森信三先生の教えが活きている
   と玉田会員より披露があった。
 ◆「松下幸之助に学んだ仕事観」で謦咳に接したお二人は揺るぎない経営理念が
   根本にあると言われる。そして、そこに宇宙根源の真理を極めた松下幸之助氏
   の考え方がある。94歳まで学び続け、精進し続け、最後まで進化し続けた氏の
   姿に学びが多いことであった。
 ◆例会後、“うさぎ”で9名で懇親会があり、余韻を楽しんだ。
                                            記:濵田 健

12月号の投票結果です。
https://creativesurvey.com/public/ff3809e17d4b3b49d720b8428dc8f5112ff31646/result/questions/2001401


令和元年11月例会報告

〇 日時・場所
令和元年11月17日(日)  13時~17時
  於 : ハトヤ第一ビル (大手前通り)  4階 会議室
〇 出席者    21名

〇 連絡事項
・新しい天皇陛下の大嘗祭、祝賀御列の儀など一連の行事も無事に終わり、令和の
  新しい御代を国民と共に喜び、出発することができた。
  これから皆で日本を良くする努力が大事であろう。
・このところ例会の出席者数が少し減少気味のようだが、例会に参加して切磋琢磨する
  ことは人間力向上に役立つので、頑張っていこう。

〇 例会概況
・「木鶏信条」 の唱和
・『仮名論語』 の朗誦    「為政第二」
・『風姿花伝・三道』 の輪読   物学条々  P54~76
・進化体操  西川利生さんの指導で腰椎を動かす体操を楽しく行った。
  『致知』 11月号の読後感発表 (C グループ)
       特集テーマは 「語らざれば  愁いなきに似たり」
・今月のテーマは我々には耳新しい詩句でしたが、多くの記事からその大事さ、根源的
深さに気づかせて頂きました。
・まず、リード文で、吉野秀雄、相田みつをの歌や詩に多くの会員が心打たれました。
・それ以外では、「介護の詩」 では介護体験から学び、作詞に結実させた藤川氏の語りに,
  「亡き戦友たち」 では 「戦争の犠牲者ではなく、国や家族を守った英霊」 との栗永氏
  の証言に、また、「悲しみの底に」 では引き揚での壮絶な体験から、誰かのためにという思
いが人間を強くすると語る天内さんに、心が揺さぶられたとの感想が多くありました。
・今月も 『致知』 に感謝です。
・発表時間に少し余裕があり、C グループ以外の方の発表や、意見交換もできました。

〇 懇親会   有志7名が 「うさぎ」 で行った。
                                            記:佐伯 正夫

11月号の投票結果です。
https://creativesurvey.com/public/54b9fd0ad668d03b8a2f5ac8fe491799e905f8cc/result/


令和元年10月例会報告

【日時】
  令和元年10月20日(日) 13:00~17:00
【開催場所】
  ハトヤビル4階会議室
【出席者】 
  16名
【連絡事項】
・永年の会員であった田口利秋様が健康上の理由で退会されました。これまでのご貢献に
 篤く感謝申し上げます。
・11月23日(土・祝)に兵庫県公館で行われる「天皇陛下御即位をお祝いする県民の集い」
 (主催:天皇陛下御即位奉祝兵庫委員会)の案内パンフレットを配布しました。
・本会代表世話人三木英一先生は、播磨国総社射楯兵主神社の会誌「みみずく」に10年に
 亘って計12回巻頭コラムを執筆されました。そのまとめを本会で配布されました。
【例会概要】
○ 木鶏信条  唱和
○ 『仮名論語』学而第一朗誦 今月から学而第一に戻り、十数度目の朗誦を開始した。
〇『風姿花伝・三道』 風姿花伝(p33 三十四五)~(p53 女)
○ 『致知』10月号「情熱にまさる能力なし」読後感発表(B班発表)
・リード文に書かれている「二宮尊徳、松下幸之助、稲森和夫らの説く、自らの職業にど
れだけの情熱を注いでいるか。誰にも負けない努力をする」に賛同する意見が寄せられた。
・佐渡裕氏と)鈴木茂晴氏の対談に対する意見が多かった。師匠のバーンスタイン氏からの佐渡氏に対する宿題「泥がいっぱいついている佐渡がその泥をその泥を拭き取ることができれば、いつかは多くの人が毎日聴きたくなるような音楽をつくるだろう」を実践されている。彼の本拠地兵庫県では兵庫県立芸文センター芸術監督、一万人の第九、スーパーキッズオーケルトラを通して、県民と音楽を非常に近いものにされた。
音楽を愛好する会員からは佐渡氏との直接の会話の模様や、コンサートでの様子を聞き、あるいは自分の子息をスーパーキッズオーケストラから音楽の道に進ませた方もいらっしゃった。
・毎月、多くの会員が鈴木秀子氏の「人生を照らす言葉」に感銘を受けている。
・自由議論の中で、東須磨小学校における先生同士のいじめ問題に議論が白熱した。教育界出身の先生方も絶句されるような信じられない事態が起こっていることに、多くの会員が、教育界の荒廃、管理監督体制、人事問題を危惧していた。

                                             記:堀 隆一

10月号の投票結果です。
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第十七回播磨人間フォーラム報告

〇 日時・場所
  令和元年9月28日(土) 15:00~19:30
  キャッスルグランヴィリオホテル 3F 錦・雅の間
○ 参加者 講演会 123人 (内木鶏クラブ 55人)
      懇親会  76人 (内木鶏クラブ 28人)
〇 主催者 播磨人間フォーラム(5グループ)
      コムサロン21・姫路木鶏クラブ・無倦会
      姫路師友会・姫路教師木鶏クラブ
      今年の主催担当は姫路木鶏クラブ、今年から教師木鶏クラブが参加。
〇 講演会講師  広畑天満宮 三木通嗣宮司
〇 内 容
  講演会演題は「上御一人の祈り」。三木宮司が膨大な資料を準備。
  御代替わりの年にふさわしく天皇陛下の安寧を願う祈りの姿をお話しいただきました。参加者は膨大な資料にもかかわらず熱心に目を通し天皇家の歴史を学ぶことが出来ました。
  来場者の半分以上が参加となった懇親会はまさに「異業種」で活躍される方の集まりであり、あっという間の2時間半でした。盛会裡に終わり閉会の挨拶は来年度主催担当の「無倦会」代表木南氏がされました。
                           
                                            記・村上昭直



令和元年 9月例会報告
【日時】
  令和元年9月15日(日) 13:00~17:30
【開催場所】
  ハトヤビル4階会議室
【出席者】 
20名
【連絡事項】
 ・9月28日「播磨人間フォーラム」の案内
・令和元年11月28日開催の三木先生講演(西はりまライオンズクラブ10周年記念)案内
・令和元年12月15日 大東亜戦争を顧みて(第10回戦士の証言:堀江正夫氏)のご案内
【例会概要】
○ 木鶏信条  唱和
○ 『仮名論語』堯日第二十 朗誦
〇『風姿花伝・三道』 風姿花伝(p12)~ 二十四五(p32)
○ 『致知』9月号「読書尚友」読後感発表(A班発表)
・感想の最も多かったテーマは、「上皇后美智子さまと読書」。中でも美智子さまの読まれたリンドバーグの「海からの贈物」を何度も読み感動した。この本を美智子さまが読まれていることを知り、この本を通じて美智子さまの思いを共有できたことがとても嬉しい、との意見がありました。
・「日本の進むべき道は道義国家にあり」の横井小楠先生のことはあまり知らなかったが、この本で文献を紹介して頂き、また勉強してゆきたい、吉田松陰の「講孟箚記(さつき)」を500回読んだのは凄い、とのご意見。吉田松陰「士気七則」を全員で唱和。
・「読書こそが人間教育の原点」の98歳の井口先生の対談を読み、読書は人間の感性を高める、年齢を重ねてもまだまだ学べる、刺激になったというご意見。素読を中心とする日本の伝統教育、感性を高めるための読書がいかに重要であるかを学んだ。
・その他、表紙の裏にあるKUMONの広告記事、盲目の国学者・塙保己一の文章、120の名言「十万人が愛した言葉」を三木先生から紹介。

                                             記:辻井 浩一

9月号の投票結果です。
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令和元年 8月例会報告

○ 日時・場所  令和元年8月18日(日) 13:00~17:00
           「ハトヤビル」4階
○ 出席者 23名
○ 連絡事項 三木代表
  ・木鶏クラブの規約一部改正あり。
  ・全国木鶏クラブ役員で副会長に変動あり。
  ・第十七回「播磨人間フォーラム」の動員要請。
〇 木鶏信条  唱和
○ 『仮名論語』子張第十九  朗誦
○ 『中朝事実』荒井桂 著 輪読 今月で読了。
来月より『風姿花伝・三道』を輪読する。 

○ 『致知』8月号読後感発表
  特集は「後世に伝えたいこと」。総リード文に人間の意識の大切さが書かれている。稲盛和夫氏のJALの再興、西郷隆盛の「敬天愛人」も主人公意識の表れであり、自分の人生は全て自分が主人公であるとの意識が大切である。鮫島純子さんと鈴木秀子さんの対談にも感想が多く、「人間は全て神様のお計らいの中で生かされている」と知るだけで人生を楽に生きられるという教えには感激します。小堀桂一郎先生の万葉集のお話は「令和」出典のお話から始まり日本人の持つ本質を丁寧に説明しておられる。 
                                             記 村上昭直

8月号の投票結果です。
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令和元年 7月例会報告

○日時・場所   令和元年7月21日(日)13時~17時半
大手前通りハトヤビル
○出席者     24名
〇木鶏信条の唱和
〇天壌無窮の神勅及び御歴代天皇御名の唱和
〇教育勅語の唱和
○仮名論語の朗誦 「微子第十八」
○良書輪読「中朝事実(山鹿素行著)」(P456~470)
○致知読後感の発表 特集は「命は吾より作す」
 前回から班別発表形式に変更になったことから、まず今月担当のB班のメンバーのうち4名が各自の選んだ記事の感想を発表し、次いで他の班員が適宜自己の職業柄の経験談等を発表した。
 内容的には、いわゆるキューバ危機当時におけるケネディ大統領の活動に関することや、トヨタ自動車技監の林南八さんの話に関連し、部下に対する教育指導の方法につき、林さんが書いておられる「自分でする」とか「自分で考える」という問題についての自己の体験談や忌憚のない見解等が披露され、正に 今月号の特集「命は吾より作す」という言葉にふさわしい発表が目立った。
 なお、大阪の池田小学校で多数の児童の命を無残にも奪った凶悪事件の記事に関連し、折から数日前に京都で発生した「京都アニメーションの爆発事件」で多数の死者が出た稀にみる凶悪事件にも話題が及び、どうしてこんな凶悪な事件が起こるのか、もしかしたらこれからも同様の事件が起こるかも知れず、いつどこでこの種の体験をすることになるかわからないなどと思うと、そら恐ろしい気持ちになり、この種事件を防ぐにはどうすればいいのか、すぐに効果的な方法が思いつかず、いろいろな難しい問題があるように思えて、この種犯罪の防止という観点から至急種々の対策が講じられなければならないものと痛感した次第。
                                            2019.7.29
                                             記 平田建喜

7月号の投票結果です。
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令和元年 6月例会報告

【開催日時】 令和元年6月16日(日) 13:00~17:00
【開催場所】 姫路ハトヤビル4階会議室
【出席者】 24名(新入会兼田里美さん、岡山木鶏クラブ楠本俊憲代表世話人参加)
【連絡事項】
〇村上さんより9/28播磨人間フォーラムの案内チラシが配布されました。後日メール便でもチラシデータが配信されるので、会員は必要枚数をコピー利用してください。木鶏クラブの動員目標は講演会50名、懇親会30名です。ただし、会員には参加費として講演会千円に千円、懇親会6千円に2千円が補助されます。
〇岡山木鶏クラブ楠本代表世話人が参加され、『山田方谷物語』の冊子を全員に配布頂きました。
〇『中朝事実』後の副読本として、世阿弥の『風姿花伝』が配布されました。
【例会内容】
  〇木鶏信条の唱和
  〇「天壌無窮の神勅」「御歴代天皇御名」「教育勅語」唱和
  〇『仮名論語』 陽貨第十七 朗誦
  〇『山鹿素行「中朝事実」を読む』 P446~456
  〇『致知』6月号読後感について
 *今月より発表方法を改変しました。全体を3班に分け今月はA班の6名が当番で発表し、その他の会員が補足や持論を述べ双方向の討論になりました。
今月のテーマは「看脚下」でした。
 ◆特集で「看脚下」とは自分の足下がどうなっているかを見て、ここで何をしなけれ
   ばならないかをとっさに掴んで実践する事だと泰道師の言を紹介している。
 ◆「日本の歴史を見直す」で齋藤先生は授業で他国より日本の歴史の素晴らしい処 
   を教え、先人に感謝しつつ、次世代に受け継がれる授業を実践されて来られた。
 ◆「感謝の力が不可能を・・・・・」で河村さんは34歳と若くして脳梗塞を発症したが、
   絶望と逆境を乗り越え、画家・詩人としての創作活動は我々に希望を与える。
 ◆「小学1年生の学習が人生の・・・・・・・」で隂山先生と齋藤先生の対談で国語教育
   の大切を述べられ、方法として音読法を薦め、学年配当に拘らない漢字学習を
   支持し、反復練習による質的変化を実感され、そこから日本文化の価値に気づ
   かされるのだと学んだ。
 ◆「自分の心を見つめて生きる」で学者の小川先生と禅修行者の南嶺老師がそれ
   ぞれの立場から禅の魅力を話され、禅の根本は自分の心を見つめよと「看脚 
   下」の意味を説かれている。己こそ己の寄る辺であると気付く。
                                            記:濵田 健


6月号の投票結果です。
https://creativesurvey.com/public/8df629a76c17511df7bbc8dfd603797d89f00f69/result/questions/1836125/



令和元年 5月例会報告
「令和」初の例会を心新たに開催した。
【開催日時】 令和元年5月19日(日) 13:00~17:00
【開催場所】 姫路ハトヤビル4階会議室
【出席者】 18名
【連絡事項】
① 役員会報告(5月18日開催):
・読後感報告について、議論を深めるために、6月例会よりABC 3班に分け、輪月にて担当班員が発表する。発表者以外の人はそれに対し、感想や持論、補足を述べる事が出来る。
・播磨人間フォーラムは、本年度幹事は姫路木鶏クラブが担当し、9月28日(土)姫路キヤッスルグランヴィリオホテルにて行う。代表担当村上さんに案内のチラシ案を考案頂く事にする。
・姫路木鶏クラブのホームページに、新たに「興味を持った記事」のアンケート欄を設けた。
・「中朝事実」の次の副読本は「風姿花伝・三道」(角川ソフィア文庫)にする。
② 木鶏信条、天上無窮の神勅、歴代天皇御名、教育勅語 唱和
③ 仮名論語:季氏第十六(P.245~P.260、「中朝事実」を読む 化工章(P.434~P.440)7月には終了予定
④ 全国社内木鶏報告:三木代表出席。1200社が会員になっている。全国木鶏クラブは140支部で、会員数は約2500人である。
【致知5月号読後感報告】
「枠を破る」特集の中で、多くの感銘を集めたのは「盲目の弁護士と歌手夫婦」であった。「ゴールを信じて一歩を踏み出すことができれば枠を破ることができるのではないか」という言葉に元気づけられ、そのためには人間関係は鏡写しのようなもので自分の心を開くことが重要であることを学んだ。
村上和雄先生の「御代替わりに思う天皇家の存在」では、天皇家の存在のありがたさが、歳を経るにしたがって感得できるという意見があった。
また、今月号で久しぶりに長谷川慶太先生の記事を拝見し、懐かしく拝読した。
西川会員から「令和」を題材にした壁紙を披露していただき、見事な出来栄えに一同感動した。(写真参照)

(堀 隆一記)


平成31年 4月例会報告
〇 日時・場所
   平成31年4月21日(日)  13:00~17:00
    於: ハトヤ第一ビル(大手前通)  4階 会議室
〇 出席者      24名
〇 連絡事項
 ・会員の井口毅さん(73歳)が先月ご逝去され、全員で黙祷を捧げた。
 ・各種の講演会などの紹介があった。
 ・今回が平成最後の例会となること、5月1日の御即位の日には国旗掲揚を
  心掛けるよう話された。
 ・今日は地方選挙の投票日で、結果が気になる会員も多かった。
〇 例会概況
 ・「木鶏信条」、「天壌無窮の神勅」、「歴代天皇御名」、「教育勅語」の唱和
 ・『仮名論語』の朗誦  「衛霊公第十五」
 ・『中朝事実』の輪読  祭祀章 p419~433、
   (5月例会でたぶん化功章を読み終えるが、そのあとは附録も輪読することに
    なった)
 『致知』4月号の読後感発表    特集テーマは「運と徳」
 ・このテーマは皆の関心が高く、多くの記事について発表がありました。
 ・中でも、隈・栗山両氏の対談で、苦境はチャンスと志を持って努力するこ
  と、西田・田口両先生からは天運を呼ぶ生き方を学びました。
 ・五木・横田両先生の対談では、先祖から頂いた徳、子孫のために積む徳、
  いろいろなものを相続する考え方を教えられました。五木氏の連載記事
  ではサビ・ダレについて村上さんが星野哲郎の名曲「みだれ髪」を実例に
  歌って下さり、よく分かりました。
 ・その他、安岡正篤師、平澤興先生の素晴らしさにも感想がありました。
 ・今回が平成最後の例会なので、堀さんが謡曲「高砂」を謡われ、「令和の御
  代ぞ目出たかれ」と結び、佳い雰囲気の例会となりました。
〇 懇親会
   有志9名が「うさぎ」に集い、いろいろ話し合いました。
                            記 佐伯正夫

平成31年 3月例会報告
○日時・場所   平成31年3月17日(日)13時~17時半
         大手前通りハトヤビル
○出席者     21名
〇木鶏信条の唱和
〇天壌無窮の神勅及び御歴代天皇御名の唱和
〇教育勅語の唱和
○仮名論語の朗誦 「憲問第14」
○良書輪読「中朝事実(山鹿素行著)」(P410~419)

○致知読後感の発表 特集は「志ある者、事竟に成る」
1 劇団四季社長吉田智誉樹氏と早稲田大学名誉教授池田雅之氏の対談
劇団四季の創設者浅利慶太氏は、日本人になかった感性と新しい文化を作り上げた人物だという。四季の演劇に詳しい人からすれば、この対談から得られるものがいろいろあると思いますが、当木鶏クラブのメンバーには四季の活動に詳しい人は少なかったように思われた。ただ、四季の活動に関連して、「筆記体」の話になり、「筆にすれば言葉が見えてくるんだな」「もう少しこういうものを見ておくと人間が違ったかな」という感想が聞かれ、また、三木先生からは「演劇は文学の立体化であり、名文を書き写すことが大事だ」「エリオットの文化的保守主義の立場は、浅利慶太さんのお考えに近いものを感じますね」「何事も、改革するにはある程度の力のある人を入れて改革すべきですね。」などというコメントがあった。

2 黒四ダムに命を懸けた関西電力初代社長太田垣四郎に関する評伝を手掛けた作家北康利氏のコメント
黒部ダムの大工事は死者も出した大工事で、「黒部の太陽」(石原裕次郎主演)という映画にもなったので、ある程度の年輩の人なら懐かしく思い出されるだろうと思うが、当木鶏クラブのメンバーに元関西電力の社員がおられ、この記事に関する感想を述べられたが、最後まで貫いた社会貢献の志 
「禹門を乗り越え龍となれ」「日本一の下足番になれ、失敗したっていい、相撲でも、勝ち負けではなく、その勝負の内容こそが重要である」 「今の国会議員に読ませたい記事ですね」と三木先生から実感を込めたコメントがあった。

                          2019.3.19
                              記 平田建喜

平成31年 2月例会報告
○ 日時・場所
  平成31年2月17日(日) 13:00~17:30
  「ハトヤビル」4階
○ 出席者 26名
○ 今年は御代替りの年でもあり歴代天皇御名と教育勅語を全員で唱和
〇 木鶏信条  唱和
○ 『仮名論語』子路第十三  朗誦
○ 『中朝事実』荒井桂 著 武徳章  輪読
 武徳章は今月で終了。

○ 『致知』2月号読後感発表
特集は「気韻生動」。絵や書などで気品がいきいきと感じられることをいう。
セブンイレブンの鈴木氏とダイソーの矢野氏の対談からお二人の起業時の
目の付け所が斬新であり、真の顧客第一主義に徹した結果が今の事業につながっている。「気韻生動」を大切にした画家に東山魁夷がいる。目に映る風景をただ描くだけでなく自然の奥にある生命観を絵にし人々に届けることに徹した巨匠である。村上和雄先生のお米の栄養価に関するお話も大変興味深い。お米は炭水化物だけでなく蛋白質も合わせ持ち、他の食物との食べ合わせで良質な蛋白源を得ているのだそうです。中西輝政先生の「時流を読む」で新しい御代を迎える日本人にとって問われるのは「自信」と「誇り」であると警鐘を鳴らしておられる。今野華都子先生の新連載「古事記に学ぶ」はこれから楽しみです。
                           記 村上昭直

平成31年 1月例会報告
日時 場所;平成31年1月20日(日)
    於 兵庫県姫路護国神社 参集殿)
第1部 護国神社本殿 新年祈願祭(12時30分)(39名参加)
    泉和慶宮司 祝詞奏上
    玉串奉献 三木英一代表世話人 参加者同時に二礼二拍手一礼
            神饌のお茶、お神酒を頂戴する
第2部 参集殿にて,(13:00~17:00)、新年1月例会を39名参加で開催 。
    (岡山木鶏クラブから元中学校教師、山神勝・西野繁美氏2名参加)
・まず三木英一代表世話人が、新年の挨拶と決意を述べる。
・「木鶏信条」「仮名論語」(顔淵第十二)の朗誦。
  その後、全員が新年の抱負を発表する。
・「致知」一月号の読後感の発表。
  ((話題になった記事、対談等について紹介する)
・藤井聡、大石久和氏の「国土強靭化」の対談で、「ポリコレ」が話題になった。日本のインフラ整備が世界に劣っている現状、倉敷市真備町の洪水などは人災であるといえる。科学的精神を持って国家百年の国創りをすることの大事さと危機の時代に見識ある政治家、リーダーの出現の必要性が話題になった。
・それに関連して、「日露戦争に学ぶ」の提言に登場している財政や軍備の基礎を築いた錚々たる政治家、軍人の生き方、働きには大いに学ぶべきであるとの意見が続出した。
・ぺマ・ギヤルポ氏の中国の脅威に対する提言や日本がやるべき将来ビジョンへの強いメッセージには、傾聴するに足るものがある。
・櫻井よしこ、中西輝政氏の対談でも百年マラソンを走っている中国の問題は論じられているが、揺れ動いている厳しい国際情勢の下、憲法改正問題、社会保障問題、財政再建など現政権の下で取り組むべきことが山積している。
・松下政経塾の卒業生4人が座談会で色々議論されているが、明治の政治家の如く気概を持って本気で現在の政治に取り組んでもらいたいものである
・「国家百年の計は教育に在り」と言われるが、野口芳宏、占部賢志氏の教育改革対談で論じられている切実な問題は大いに共感するところがあった。教養のある教師の育成(教師に対する信・敬・慕の大事さ)、道徳教育(愛国心、親孝行・・)、家庭教育、など最近の子供に対する事件を考えると、緊急の問題である。
・致知随想の本田実先生(昨秋、姫路で講演された)の素晴らしい実践にも深い感銘を受けた。
・最後に、特集「国家百年の計」のリード文を噛み締めて、終わりにした。

第3部 新春懇親会(17:30~20:00)
    於 ミレ(イーグレ4階)39名参加。
   (3名が懇親会のみ参加。岡崎晋氏この会で退会された)。
    夜間照明された美しい白鷺城を眺めながら、美酒に酔い、
   楽しく懇親を深めた。
                           (記・三木英一)

平成30年 12月例会報告
【開催日時】 平成30年12月16日(日) 13:00~17:00
【開催場所】 姫路ハトヤビル4階会議室
【出席者】 26名
【連絡事項】
〇12/3 の役員会議事内容を事務局より説明
・本年度の行事として東京での『致知』創刊40周年講演会へ19名参加した。
・9/30播磨人間フォーラムは台風接近で中止となりました。
・堀会計会計より現時点残高88万(内50万は周年行事の積み立て)ある。
・1月例会で会計報告が出来るよう堀会計と佐伯監査役で準備進める。
・情報局鵜飼さんはホームページの毎月の更新、新たにカウンターの設置がされた。
・来年度の播磨人間フォーラムは姫路木鶏クラブが担当幹事になる。
・来年度には会計残高をみて、バス研修旅行の提案があり。
【例会内容】
〇木鶏信条の唱和
〇『仮名論語』 先進第十一朗誦
〇『山鹿素行「中朝事実」を読む』 P387~394
〇『致知』12月号読後感について
   今月号の特集は「古典力入門」でした。
◆安岡さんの『論語』と竹村さんの『易経』の魅力を語ってもらった。
 人生において苦難にあった時に乗り越えられる知恵や恐怖から逃れる解決策が
 両古典にはある。古典からは人間力を高める事が出来るのだと述べられている。
◆中江藤樹と本居宣長に学ぶでは古典の研究に長年取り組んだ偉大さが語られ
 ている。古典に学ぶことは歴史を学ぶことである。長い人生の予期せぬ場面で
 の悩み、苦しみを抜け出す糸口が古典から見つけ出せるものと語られている。
◆夏井いつき先生はテレビ番組で広く知られていて、俳句が国民的に身近なも
 のとして楽しみ方や味わい方を広めたられた事は多くが知る処である。
◆古典の音読が脳の働きを劇的に高めると言う隂山英男先生。古典には歴史と
 共そこに生きた人間の思想、行為、感情を映し、先人たちの魂をまで受け継ぐ力
 がある。反復学習は脳味噌が脱皮する「突き抜け」を生じ急激な伸びになると。
◆出口先生と數土先生は若い日より古典に親しまれ、単なる知識ではなく、逆境
 に力を与えてくれることをビジネスの世界でそれを実践してこられた。現世の激
 しい変化にどう対処するか、答えは二千五百年前、三千年前の古典にあると。
※私達は既に古典の素晴らしさを実感しながら例会で学んでいる。
                                                                (記:濱田 健)

平成30年 11月例会報告
〇 日時・場所 
  平成30年11月18日(日)   13:00~16:45
  於: ハトヤ第一ビル(大手前通) 4階 会議室
〇 出席者    25名(新入会員 1名、廣部雄造さん)
〇 連絡事項
 ・役員会の予定・・12月3日(月)17:30から杵屋本店の予定、今後の計画など
 ・1月例会・・・・1月20日(日)12:10護国神社に集合、12:30正式参拝
          13:00参集殿で例会 17:30ミレで懇親会
       この日に年会費(前半)5千円、懇親会出席者は会費5千円を徴収
 ・播磨人間フォーラムの予定・・2019年9月28日(土)姫路キャッスルホテルで
  姫路木鶏クラブが担当に
〇 例会概要 
 ・「木鶏信条」の唱和
 ・『仮名論語』の朗誦   「郷党第十」
 ・『中朝事実を読む』 武徳章P380~387の輪読
 ・『致知』11月号の読後感発表  特集テーマは「自己を丹誠する」
   まず、リード文から特集の言葉について、松原泰道師の「一生、自己丹誠」
   やホイットマンの詩文「老いたるはなおうるわし」などから、よく理解でき
   ました。曾野綾子さんの考え方、実践、若々しい容姿に、また、「棺の中に
   入れるもの」で表現される夫婦の絆に「かくありたい」との感想が多くあり
   ました。梶田・外尾両氏の対談から芸術も科学も本質は同じで、子供の純粋
   な気持ちを持ち続け「今がその時」と一途に努力することの大切さを教えら
   れました。西成先生の「長期的視点」では、渋滞学の考え方が目新しく、仕
   事や人生に役立てたい思いました。
〇 懇親会 
   有志5名が「うさぎ」に集い、談論風発を楽しみました。
                              記 佐伯正夫

平成30年 10月例会報告
【開催日時】 平成30年10月21日(日) 13:00~17:00
【開催場所】 姫路ハトヤビル4階会議室
【出席者】 24名
【連絡事項】
〇9月22日開催の「“致知”創刊40周年記念講演会&パーティ」に19名が参加し、山中伸弥先生と張富士夫氏の講演を拝聴した。
〇本田実氏(元星陵高校野球部長)講演会案内
演題「組織を支えるNo.2の在り方」
日時:10月28日(日) 講演会15:00~16;30、懇親会 17;00~19:00
会場:播磨国総社 清交倶楽部「和ダイニング三日潮」
主催:姫路師友会
共催:姫路木鶏クラブ、姫路教師木鶏クラブ、姫路論語に親しむ会
〇「週刊ポスト10月19日号」靖国神社トップ 「皇室批判」の波紋 配布
〇小田盛稔氏の著書「播磨の英雄『宮本武蔵』」、「高砂生まれ美濃部達吉著『憲法撮要』の解説」配布
〇今日の活動
・木鶏信条唱和
・仮名論語 P.110「子罕第九」
・中朝事実P.370~P.379
・「致知」10月号読後感
【致知10月号読後感】
「致知出版40周年記念講演会」の思い出を交えながら特集「人生の法則」について各人読後感を述べた。
五木寛之氏と横田南嶺管長の対談、安岡正篤の教え、幸せの法則、上甲晃氏のデイリーメッセージに多くの感想が寄せられた。「人生の法則」というものが果たしてあるのか?「幸せの法則」はあるのか?心の持ちよう、経てきた人生で各人各様ではないか・・・?大いに話が盛り上がった。
横田南嶺管長の「花が咲いている/精いっぱい咲いている/私たちも/精いっぱい生きよう」と、五木寛之氏の「花が散っている/精いっぱい散っている/私たちも/精いっぱい散っていこう」の比較は、高齢者の多い会員から思わず笑みが漏れた。
「致知」の執筆者の先生方の深い経験から新たな「人生の法則」を考えることができ、非常に意義深い勉強会でした。
                            (堀 隆一記)


平成30年 9月例会報告
○日時・場所
  平成30年9月16日(日) 13:00~17:00
  「ハトヤビル」4階
○出席者 25名
○連絡事項
 ・東京行き(致知創刊40周年記念講演会)、宿泊ホテル代金徴収。8,480円。
 ・播磨人間フォーラム、司会・受付・会計等の役割分担依頼。
  司会・山本えり。受付・高田、三村。会計補助・柳原さん。
  講演会参加27名、その内懇親会参加23名。
 ・「美しい日本をつくる会」講演会。講師 伊藤哲夫
  9/29(土) 兵庫県民会館にて。
 ・姫路師友会主催講演会 講師 本田実(元星陵高校監督)
  10/28(日) 姫路総社「三日潮」にて。
〇木鶏信条  唱和
○『仮名論語』泰伯第八 朗誦
○『中朝事実』荒井桂 著 賞罰章  輪読
○『致知』9月号読後感発表
特集は「内発力」。内発力とは内からの欲求によって湧き出す力を云う。井本勝幸・鬼丸昌也両氏の対談ではこの対談内容だけでは計り知れない苦闘が裏に見える。国内紛争を和平実現へと道筋つけるのに命がけの努力をしておられる。又、カンボジアの地雷除去作業は想像するに余りある。全日本柔道監督の井上康生さんとALSOK村井会長の対談で東京オリンピックは全階級で金メダルを目指すと意欲を持っておられる。それには選手はただ強いだけではメダルは取れずメンタル面のサポートや科学的な技術補強も必要と述べておられます。「内発力」の弱い人に真の成長はない。総リード文の結論である。
                              記 村上昭直

平成30年 8月例会報告
【開催日時】
  平成30年8月19日(日) 13:00~16:30
【開催場所】
  ハトヤビル4階会議室
【出席者】 
  25名(三木先生が遅れて参加)
【連絡事項】
・H30年9月22日開催の「致知」創立40周年記念大会への案内
・9月30日「播磨人間フォーラム」の案内
【例会概要】
○ 木鶏信条  唱和
○ 『仮名論語』述而第七 朗誦
〇『山鹿素行「中朝事実」を読む』 賞罰章P351~359
(三木先生が遅れて来られたために読後感の後で実施)
○ 『致知』8月号読後感発表
・p112の村上先生連載「生命科学研究者からのメッセージ」に登場された平澤興先生、「我が“こころの師”」の記事に関する意見が最も多かった。人間いかに生きるべきかという深い心理を誰にでもわかる言葉で説かれる平澤先生の人気は非常に高いのはいつも驚かされます。
・次に、意見の多かったのは、p10「かくてJALは甦った」の稲盛氏の利他の心と愛情が、変革を実現させたことに対し、稲盛氏のリーダーシップに心服致しました。
・p28「不朽の名著『葉隠』に学ぶ変革の要諦」の「七息思案」や理想とするのは自責タイプのリーダー論について関心される意見が多かった。
・p32の庶民的なタレント、コロッケ(滝川広志氏)の「僕を変えてくれた母の生き方」の中で「相手が一番、自分が二番」と素直にできたのは「あ・お・い・く・ま」(あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな)のおかげという。笑顔を絶やさず生き方を教えてくれたお母さまに対する感謝の気持ちに感動したという意見も多かった。
                             記:辻井 浩一

平成30年 7月例会報告
○日時・場所   平成30年7月15日(日)13時~17時半
         大手前通りハトヤビル
○出席者     23名
〇開始に先立ち、三木先生から、ほどなく開催予定の「播磨人間フォーラム」の案内と、東京で開催される致知創刊40周年記念大会の案内があった。
○木鶏信条の唱和
○『仮名論語の朗誦』 「雍也第六」
○良書輪読『中朝事実(山鹿素行著)』(P329~P350)
○『致知』読後感の発表 特集は「人間の花」
今回は、猛暑のせいで出席者が少ないかと思われたが、それでも23名とまあまあそこそこの人数が出席した。
発表の内容は、いつものように特定の記事に集中することもなく、様々な記事について縷々感想が述べられたが、中でも、道場六三郎さんと松岡修造さんの対談「人間の花を咲かせる」、横田南嶺さんと阿純章さんの対談「人間を深める道」、舘岡康雄さんの「会社に花を咲かせるSHIEN学という科学のすすめ」、船橋康貴さんの「すべてはミツバチが知っている」、村上和雄さんの「サムシング・グレートに教えられたこと」などについて、いずれも複数の人から心情を込めた発表があった。ただ、中には「特に感動する記事がなかった」という趣旨の発言もみられたが、「どんな記事でもいいから何か1つ感動するものがあればいい」という意見もあり、この点に関連して三木先生から、「花も人間もそれぞれ持ち味があり、細井平洲も『色々な野菜を育てるには、個々の野菜の持ち味を生かして育てることが肝要』となどと言っていますが、このことは教育の基本みたいなものでもあり、大変重要なことですね。」などと感慨深いコメントがなされた。
                          2018.7.15
                             記 平田建喜 
                            
平成30年 6月例会報告
【開催日時】 平成30年6月17日(日) 13:00~17:00
【開催場所】 姫路ハトヤビル4階会議室
【出席者】 24名
1.連絡事項
 ・5月例会直後に急逝された池上昇氏の御霊に黙祷を捧げた。
 ・役員会報告:①上半期の会費納入状況説明。小山尚さん、長谷川明司さん退会
        ②「致知」創刊40周年記念行事の出席者に8000円を補助する
        ③9月30日開催の播磨人間フォーラムの講演会出席者に
          1,000円、懇親会主席者に3,000円補助する
        ④来年度に研修旅行を計画したい。
 ・「播磨人間フォーラム」について:
   9月30日15:00~19:30姫路キャッスルグランヴィリオホテルにて。 
   講師 谷口仁史先生 演題「だれも見捨てない!」
 ・日本会議講演会について:7月16日総会13:30~、講演会14:30~
   講師 阿比留瑠比氏(産経新聞編集委員)演題「改憲で自衛隊に感謝を!」
2.木鶏信条唱和
3.仮名論語:公冶長第5 P.48
4.中朝事実:P311~P329
5.「致知」読後感
・「父と子」特集号であったが、例会開催日17日は「父の日」であった。
・会員自分自身の父子関係を思い出しながら特集「父と子」を語りあった。
・優しい父もあれば、厳しい父もある。「十組の父子は、十通りの向き合い方がある」「親になることは人生最大の幸福である」という木原武一先生の教えは会員に共感を与えた。
・森信三、平澤興、坂村真民先生のご子息の鼎談は、書物では知りえなかった生前の先生方の父としての過ごし方、子供に与えた影響を学んだ。
・父性的原理を提示した「教育勅語」は人類普遍の人間関係の基礎であることを日本人は知らねばならない。

例会終了後、「食彩家うさぎ」に12名が集結し杯を傾けながら談論風発を楽しんだ

                                記 堀隆一

平成30年 5月例会報告
〇 日時・場所
   平成30年5月20日(日)  13:00〜17:00
    於: ハトヤ第一ビル 4階
〇 出席者
    25名  
〇 連絡事項
1.来る9月22日の『致知』創刊40周年記念講演会・祝賀会への参加者の確認
  参加者には宿泊希望も確認する。
2.『致知』普及キャンペーンの状況を三木代表より説明される。現在首位である
  が、なお一層の努力を各員に指示される。
3.三田忠之さんが病を得られ療養のため退会をされた。
4.播磨人間フォーラムが9月30日に開催の案内を三木代表よりされた。
〇 例会概要
 1.「木鶏信条」の唱和
 2.『仮名論語』の朗誦 里仁第四
 3.『山鹿素行の「中朝事実」を読む』 礼儀章、p298~311
 4.『致知』5月号 読後感の発表
   特集テーマは「利他に生きる」でした。人はこの世に一人で生きてはいない
   人は皆、利他の心によって生かされているといえる。その心は人間が生きて
   いる必要条件なのだ。自己を創った後は人に役立つ道に生きよと森信三先生
   も教えておられる。テーマに沿って最も発表の多かったのは稲盛和夫京セラ
   名誉会長の「利他の心こそ繁栄への道」でした。氏は「動機善なりや、私心
   なかりしか」を問いつつ、どんな環境にあっても真面目に努力すれば神様が
   扉を開いてくれる。そして利他の心を強く意識する事と述懐されている。
   鈴木秀子さん、臨床心理士皆藤章さんは長年人々の命に寄り添い続けて、多
   くの人を救ってこられました。
   今野華都子さんの「日本人の心の故郷『古事記』を読む」ですが、鈴木秀子
   さんは利他の心は人間の本能と言われました。『古事記』の中の神話には大
   国主神の話にあるように利他の心を語っている話が多く出てきます。美智子
   皇后様の基調講演で「一国の神話や伝説は正確な史実ではないかも知れませ
   んが、不思議とその民族を象徴します」とおっしゃっています。日本人が物
   事を考える上での根本を根づかせてくれているのが神話であるとすると、『
    古事記』に出て来る話はもっと教科に取り上げられ次世代の人や子供たち
   に読んで欲しいものだと感じました。

〇 懇親会後、有志5名が「うさぎ」に集い、少人数でありましたが、例会の余韻を深め乍ら美酒に酔いました。

                              記 濱田 健

平成30年 4月例会報告
〇 日時・場所
   平成30年4月15日(日)   13:00~17:00
   於: ハトヤ第一ビル(大手前通) 4階 会議室
〇 出席者         26名
〇 連絡事項
・今回は三木先生が所用でご欠席のため、幹事の村上昭直さんが司会進行を務め
 られた。(三木先生は例会終了前にご出席)
・事務局長の濵田さんから、当クラブのホームページは会員の鵜飼さんが毎月更新
 して下さっています、皆さんの積極的な閲覧をお願いしたいと要望があった。
・幹事の広瀬さんから、1月例会と懇親会の写真は来月の例会で配布できるように
 準備していますと報告された。
〇 例会概要
・「木鶏信条」の唱和
・『仮名論語』の朗誦  「八佾第三」
・良書輪読は今回無し
・『致知』4月号の読後感発表    特集テーマは「本気 本腰 本物」
・総リード文を全員で唱和し、テーマの意味を再確認しました。
・多くの記事から「本気 本腰 本物」を具体的に学ばせて頂いたが、共感者が多か
 ったのは次の4編でした;
・「感動の日本史」:あまり知られていない偉人たち、特に同県人として島田知事
 樋口中将の事績を知り、誇りに思いました。
・「特別講話」:塩沼師の命懸け、本気、本腰の修行に圧倒され、本物の人の後ろ
 姿から学ぶものが大きいことが分かりました。
・『修身教授録』:北尾氏の読み込みの凄さに驚き、この本の良さを再確認させて
 頂きました。会員から新刊『下学雑話』の紹介もありました。
・「時流を読む」:今の日本人は国のソフトパワー、情報の重要さについて関心が
 薄く、根本的には国民が愛国心を育み道徳心を養うことが肝要である、との中西
 先生のご指摘に共感しきりでした。

〇懇親会
  有志11名が「うさぎ」に集い、談論風発を楽しみました。   
                              記 佐伯正夫

平成30年 3月例会報告
○ 日時・場所
  平成30年3月18日(日) 13:00~17:00
  「ハトヤビル」4階
○ 出席者 25名
○ 連絡事項
 ・今月より例会場所は大手前通り「ハトヤビル 4F」に変更。
 ・本年9月22日に「致知」発行40周年記念大会が東京で開かれる。
 ・その他三木先生より日常の出来事について報告あり。
〇 木鶏信条  唱和
○ 『仮名論語』為政第二 朗誦
○ 『中朝事実』荒井桂 著 禮儀章 P288~298輪読
○ 『致知』3月号総リード文  全員で朗誦
○ 『致知』3月号読後感発表
特集は「天 我が材を生ずる 必ず用あり」。李白の言葉である。
天が生んだ自分には必ず使命があると解釈できる。ドトールコーヒー
創業者鳥羽氏も「自分の人生は神様の計画だった」と信じており、我欲
なく無心に没頭した結果が今につながっていると述懐されている。
鍵山先生と佐藤しのぶさんの対談でお二人は「己の使命のもとに一道を
切り拓く」心構えを語られている。知識は大事だが実践の伴わない知識
は何の役にも立たないというのが一致した意見である。
                          記 村上昭直

平成30年 2月例会報告
○日時・場所   平成30年2月18日(日)13時~17時半
         姫路駅前じばさんビル
○出席者     27名(1名は見学者黒川慎二さん)
〇開始に先立ち、三木先生から、先ごろ福岡で開催された全国致知愛読者の会の模様や、来る3月4日に東播磨木鶏クラブ講演会が開催予定であることが紹介された。
○木鶏信条の唱和
○仮名論語の朗誦 「学而第1」
○良書輪読「中朝事実(山鹿素行著)」(P274~P288)
○致知読後感の発表 特集は「活機応変」
今回は、特定の記事に集中せず、バラエティーに富んだ色々な記事について活発な感想が述べられたが、比較的多かったのは、企業の代表者である髙田明さんと神田昌典さんの対談、尼僧の青山さんと戸澤さんの対談などで、前者では、「今求められるのは、マニュアルに書いてあることでなく、相手が何を求めているかを感じる心である。」と、また後者では「人生の試練を乗り越える心構え」は、「どんなこともチャンスと受け止め、『あいうえお』つまり「愛」「運」「縁」「恩」であの世に旅立つことである。」と、いずれも誠に味わい深い内容で、非常に勉強になりました。
珍しかったのは甲賀伴党二十一代宗師家川上仁一さんへのインタビュー「忍術の神髄は和の心にあり」で、川上さんの修業の一端を教わり、忍者の実像と忍術に込められた日本の心、活機応変の神髄にほんの少し触れた思いがし、この記事の感想を発表した会員も数人ありました。
                                  以上

                           2018.2.18
                              記 平田建喜

平成30年 1月例会報告
〇 日時・場所 平成30年1月21日(日)12:30〜17:00
        於:兵庫県姫路護國神社 参集殿
〇 第一部 護國神社本殿 新年祈願祭(12時30分)(44名参加)
      泉和慶宮司 祝詞奏上
      玉串奉献 三木英一代表世話人 参加者同時に二礼二拍手一礼
      神饌のお茶、お神酒を頂戴する   
〇 第二部 参集殿にて、(13:00~17:00)、新年1月例会を46名参加で開催。
   ・国歌斉唱の後、8月に百一歳で逝去された名誉会員三木健造氏のご冥福
    を祈って黙祷を捧げる。
   ・まず三木英一代表世話人が、新年の挨拶と決意を述べる。(「論語之友」
    新春清話配布)
   ・役員組織の変更について、三木英一代表世話人から下記の通り報告。
    (相談役田口利秋氏、会計前海聖明氏が退任。会計は常任幹事の堀隆一氏
     が就任。新たにHP作成を担当する部門、情報局の役員として鵜飼和歳
     氏が就任。)
   ・「木鶏信条」『仮名論語』(堯日第二十)の朗誦。その後、全員が新年の
     抱負を発表する。
   ・『致知』一月号の読後感の発表については、時間の関係で全員が発表する
     ことには無理な為、
    挙手により12,3名が感想、意見を発表し、関連意見を出す方法にした。
    (話題になった記事、対談等について紹介する)
   ・井村雅代氏の特別講話「人を育てる」の「三つの叱るコツ」の素晴らしさ
    、それに関連して年末に話題になった相撲の世界の叱り方について、
    また職場の上司と部下の問題などにも話が及んだ。
   ・染谷和巳氏の「仕事観の確立が人を育てる」の記事で、「働き方改革」
    による残業時間規制の関連で、電通の女性社員が自殺にいたった事件が
    話題になり、会社の体質、個人の問題、憲法問題にまで発展し、国家と
    個人、会社と個人、日本人の仕事観、西欧人の仕事観、仕事に対する
    熱意など、今月号の特集に相応しく、様々な意見がでた。
   ・諏訪貴子氏、伊藤麻美氏の対談により、このように素晴らしい後継者が出
    た場合はよいが、中小企業の後継者問題の深刻さについての意見も出た。
   ・山崎敦義氏と出雲充氏の対談から、新しい素材の開発についての若い社長
    の頼もしさの感想が出た。
   ・刀匠松田次泰氏の一筋の道を究める生き方、日本刀の持っている機能性と
    精神性、彫刻家の平櫛田中の生き方に学ぶところがある。
   ・「致知随想」の平澤興先生のご子息裕氏の文章から、平澤先生の「自分と
    の約束を守る」と言われる生き方に、改めて感銘を受ける。
   ・最後に、特集「仕事と人生」のリード文の森信三先生の言葉を噛み締めて
    、終わりにした。
〇 第三部
   新春懇親会(17:30~20:00) 於:ミレ(イーグレひめじ4階)39名参加。
    夜間照明された美しい白鷺城を眺めながら、美酒に酔いながら、楽しく
    懇親を深めた。
    今年も岡山木鶏クラブの山神勝氏が全コース参加された。
                           (記・三木 英一)


姫路木鶏クラブ


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姫路木鶏クラブ

毎月第3日曜日
ハトヤ第一ビル7階で開催

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