人間学を学び心を高めます。

活動実績ACHIEVEMENTS

令和2年の活動実績

令和2年12月例会報告

【開催日時】 令和2年12月20日(日) 13:00~16:00
【開催場所】 姫路ハトヤビル4階会議室
【出席者】 18名               
【連絡事項】
◆三木先生より
・現在世阿弥著の『風姿花伝・三道』を読んでいますが、一ヵ年以上・10回読ん
 だことになり、次の佳書について希望のアンケートを会員にお願い致しました。
 推薦の4冊より希望を求めたいと協力の依頼がありました。
・致知出版社からの『致知』巻頭言を1日1言に纏めた新書を紹介されました。
・改憲の事で、憲法国民の会への署名協力の依頼がありました。(ネットで可)
・森信三先生の実践人の家「全一庵」が紹介されました。もと先生の居宅で蔵書
が保管されています。尼崎06-6419-2464へ連絡入れれば案内して頂けます。   
【例会内容】
  〇木鶏信条の唱和
  〇『仮名論語』 顔淵第十二 朗誦
  〇『世阿弥 風姿花伝・三道』 輪読  P179~191
  〇西川会員による動物進化に合わせた腰部体操・・・立腰教育に関連付けて
  〇『致知』12月号読後感について  発表担当はA班でした。
   *今月のテーマは「苦難にまさる教師なし」でした。
 ◆テーマの「苦難にまさる教師なし」について、イギリス宰相ディズレーリ、安岡正篤、
森信三、平澤興、常岡一郎の先賢諸氏の言葉が紹介されているが、それぞれの
苦難を乗り越えて来られての言葉だけに強く胸に迫るものがある。
・世界中で多くの命を救ったイベルメクチンの開発でノーベル賞を受賞の大村智
 さんも苦難の時松原泰道先生の「よき人生は日々の丹精にある」という言葉に苦
 難の時励まされたと云われている。
・今月号のテーマに則した記事を追ってみると、人間は生まれて一生の間に苦難
 に合わずに終えた人はいないのではないかとさえ思われてくるのです。どんなに
 裕福な人でも、芸の道で華やかな脚光を浴びている人でも、功成り名を遂げた
 政治家・経済人であっても、きっと苦難・悩み事を抱えて生きているのだと思う。
 苦難や悩みは自然に去って行くのではないとも思う。誠実に向き合えば必ず智
 恵や他の協力を得て前進が出来き、克服できると思った。今月号を飾った人たち
 は果敢に挑戦し、打ち勝った人達で、手本にすべしと大いに励まされた。
                                         記:濱田 健


令和2年11月例会報告

〇日時・場所:令和2年11月15日(日)13:00~16:00 ハトヤ第1ビル4階会議室
〇参加者:18名+見学者1名(西ようこ様)
〇役員会報告:濱田事務局長から役員会の報告
① 1月例会新年会の場所の変更について:
   例会は姫路護國神社 参集殿にて行なう、1月例会の案内は往復はがきを
  12/10目途で発送し、12/20例会でコロナ状況を勘案し、懇親会の可否を会員に
  連絡する。 新年会を開催の場合は福亭で行う。
② 例会のあり方について:
   現在の班編成方式を今後も継続する。来年度の班編成については例会参加状況
   で再編をする。例会の終了時刻は現コロナ状況下では当面午後4時とする。
   今後の例会参加のあり方として、リモート参加も研究課題とする。
③ その他:
  ・現コロナ環境下ではバス研修旅行はリスクがあるので、来年度は実施せず。
  ・令和4年の35周年行事の準備開始は来年度の秋に臨時役員会を開き、詳細を
   詰める。まず、準備委員会を立ち上げる。
  ・東播磨木鶏クラブ講演会は来年3月7日(日)に開催。
〇木鶏信条唱和
〇仮名論語 先進11(P.141~P.160)
〇風姿花伝 P.166~
〇休憩体操:西川氏の指導で身体頭脳溌溂となった。
〇到知11月号感想発表:今月のテーマは「根を養う」でC班担当
 ・リード文中の「日本の教育界の国宝」と言われた東井義雄先生が話題になった。玉田泰之先生は先生と親交があり、先生の弟子の米田啓佑氏の著書「師 東井義雄先生から学んだこと」と「東井義雄先生に聞く」を紹介されるとともに、「培其根」の話を伺った。この2冊を頒布されたが、売り切れたため、取り寄せる由。希望者は玉田先生まで申し込んでください。2冊で¥800です。
・また、三木英一代表も先生と文通の交流があり、東井先生から頂戴した「人生の詩(うた)」の中の「どの子も子どもは星」「天いっぱいに子どもの星を輝かせよう」の紹介があり、教育の原点がここにあるとの話を伺った。「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」個性の中にそれぞれの光があることを学んだ。
・「トイレ掃除が子供たちを変え社会を変える」でよい環境を作れば犯罪が起きにくくなる実例を学んだ。これを指導された竹花豊氏が兵庫県出身であり、東井義雄氏もまた兵庫県出身である。
                                             記:堀 隆一


令和2年10月例会報告

○日時・場所  令和2年10月18日(日) 13時~17時
         ハトヤ第一ビル 4階会議室
○ 出席者   19名 (未だ自粛のため参加できない会員がある)
○ 連絡事項  下期の役員会予告。来年1月例会・懇親会について

○ 例会概要  「木鶏信条」の唱和、『仮名論語』郷党第十の朗唱
『風姿花伝』の輪読、p145~165(第三 問答条々、第四 神儀)
        体操:西川利生さんの指導で心身を楽にする体操を行った
『致知』10月号の読後感発表(Bグループ)特集テーマ:「人生は常にこれから」
・リード文:一流といわれる人は皆、未来志向で今を生きてきた。世阿弥の「時分の花より誠の花」は輪読でお馴染みの言葉。その他、名人達人の言葉に励まされた。
・葛飾北斎の作品と彼の生涯に驚かされ、新しいパスポートや千円札が欲しいとのこと。
・荒井桂氏の記事では、安岡教学の素晴らしさ、戦後の左傾を正し、多くのリーダーや若者の指導、あの野村克也氏も球団や選手育成に役立てたことなど、古典に学び未来を拓く教えは今も生きていることを学んだ。
・上甲・中両氏の対談では、松下幸之助氏は敗戦直後のスピーチで社員を元気づけ、混乱期にPHP運動で国民を正しい方向に導き、晩年でも政治改革を志し、政経塾を立ち上げた実践力。もし、今生きておられたら「眼前のコロナ禍は天の啓示であり、天訓である」と話されて行動されるだろう、とのこと。
・「徳望を磨く」について、いろいろ議論があった。有名人でも本当に徳望がある人なのか?世間を騒がせた不正事件の多くが会社役員や高級官僚の不誠実が原因であり、戦後教育や家庭教育に問題がある?人間の本性には、誠実な行動も、嘘をつくことも、両面があるのでは? など。
・岡田幹彦氏の記事では、緒方洪庵、北里柴三郎、貞明皇后の無私の精神に感じた。
・観世清和、コシノジュンコ両氏の対談では、異分野の人との交流も重要との感想。

・例会のあとの懇親会は未だ自粛を継続中。
                                         記  佐伯正夫


令和2年9月例会報告

○ 日時・場所
  令和2年9月20日(日) 13:00~17:00
  「ハトヤビル」4階
○ 出席者  18名
○ 連絡事項 特になし。
  入口ドアと窓の一部を開放、全員マスクの着用で開催。
〇 木鶏信条  唱和
○ 『仮名論語』子罕第九  朗誦
○ 『風姿花伝』 輪読 P130~

○ 『致知』9月号読後感発表 今月はA班
今月の特集は「人間を磨く」
総リード文より「人間を磨く」三つの方法が披露されている。その1は「古今の師に学べ」として安岡師の教えを紹介。その2は鈴木大拙師の「仕事に打ち込め」であり、その3が松下幸之助の「意識を高めよ」という金言である。その道の達人になる人は自分を磨き続けた人である。
また、今年卒寿を迎えた野村萬師の今尚新たな狂言の在り方を模索し続ける姿は「芸道は無窮」なることの証である。700年の歴史を守り、今また孫へと芸道を引き継ぐ「世襲」への執念は今の地盤もち二世議員に教えてあげたい思いである。
                                             記 村上昭直


令和2年8月例会報告

【開催日時】 令和2年8月16日(日) 13:00~16:00
【開催場所】 姫路ハトヤビル4階会議室
【出席者】 13名
       例会はコロナ対策として、入口で消毒液で手を洗浄し、エアコンは掛け   
       ていますが、部屋の入口ドア、出来る限り壁面窓は開放し、トイレの換気
       扇も可動状態にし、そしてマスクを着けて行いました。
【連絡事項】◆村上役員からの情報では、今年10月3日に予定されていた『播磨人間
       フォーラム』は中止となり、幹事担当の「無倦会」は来年に持ち越されます。  
◆下半期の例会費未納の方は振り込みか次の例会でお納めください。
【例会内容】
  〇木鶏信条の唱和
  〇『仮名論語』 泰伯第八 朗誦
  〇『世阿弥 風姿花伝・三道』 P111~129
  〇西川会員による首・肩のリラックス体操
  〇遺族会会長として三木先生の8/15姫路市戦没者追悼式でのことばが紹介され
    ました。式の模様については神戸新聞、読売新聞にて掲載もされました。
  〇『致知』8月号読後感について  発表担当はC班でした。
 *今月のテーマは『鈴木大拙に学ぶ人間学』でした。
 ◆大拙先生は不遇の少年時代を過ごされ、仏道への入門も家の不幸が動機だと語
  られている。
  禅の教えで菩提達磨大師は4つの事を言われている。四聖句と言われる禅の根
  本義が「不立文字」「教外別伝」「直指人心」「見性成仏」である。大拙先生は釈宗
  演老師に教えを乞い、26歳に見性したと言われている。
  嘗て中国における禅の修行では師匠と弟子とが修行の度合を図るうえで、所謂禅
  問答をしたがそれが“公案”として残っている。例えば「臨済録」「碧巌録」「無門関」
  「寒山詞」などですが、一般には難解なものが多く一筋縄では行かない。
  大拙先生は晩年まで一歩一歩神髄に迫り、極められた。それが現在の禅思想とし
  て、解りやすい名言録として多くの著作を残された。そして、そこからの教えが文化
  の違う海外の人にも受け入れられる処となったのではなかろうか。
西田幾多郎先生は大拙先生の事を高い山が雲の上へ頭を出しているような人とお 
  っしゃっている。枯れた晩年は極めて「自然」な生き方だったのではなかったか。
 ◆今月号は紙面の半分のページを大拙先生の事に費やしている訳だが、先生の言
  葉すべてが哲学的で現在を未来を生きる人々に心に響く示唆を与えてくれている
  様に思う。
                                          記:濱田 健


令和2年7月例会報告

○日時・場所: 令和2年7月19日(日) 13時~15時 ハトヤ第一ビル4階
○出席者: 14名 (懇親会中止)
○連絡事項:  *会費納入2500円(下期分、前期例会中止のため減額)

1.木鶏信条の唱和
2.仮名論語の朗誦 「述而第七」
3.風姿花伝の代わりに「学んでみよう能・狂言」(プリント)の説明(堀さん)
4.致知読後感の発表
  7月号の特集テーマは「百折不撓」。Bグループの感想。  (村上さん)
◎最近のトピックスから、コロナと将棋(藤井聡太の最年少タイトル)
・アメリカ感染者数の発表はいつもジョンズホプキンズ大学からの発信源であることからジョンズホプキンズ大学について紹介(メリーランド私立大学。ノーベル賞36人輩出 等)。
・将棋タイトルの解説。地方新聞が主催のため、開催場所は地方新聞社(王位戦)の持ち回り等。  (堀さん)
◎「司馬遷『史記』に学ぶ人間学」(能楽師 安田登)
・「張良」という能楽に老人が馬上から沓を落とし、張良に沓を拾わせるという物語があり、能楽「鞍馬天狗」にも同じシーンが出てくることを紹介。そして、堀さん自ら、能の謡いを披露され参加者から全員から拍手喝采。 (髙田さん)
◎「危機から生き残った人の習慣」(無酸素登山家 小西浩文)
・ほとんどの登山家は酸素ボンベを山に廃棄して帰るため、環境破壊防止のために筆者は酸素ボンベ不使用で登山することになった。ものごとには予兆があり、その兆しをキャッチすることは危機管理の上で非常に重要。想定外という言葉は甘えに他ならないという考えに感動。
・筆者は甲状腺がんを患っているにも関わらず、登山に挑戦するという決断をしている。
関ジャニがテレビで紹介した「いまこそ、感性の力」の本を紹介(p57)され、その本の中にも迷わず決断の重要性、断ができてこそ不撓不屈・・という内容が記載されていることを紹介。 (伊藤さん)
◎「この未曾有の国難にどう立ち向かうか」(青山繫晴、櫻井よしこ)
・コロナの問題は、感染者数等の病に話題が集中して報道されているが、国内感染者数の6割が国籍不明者であること等、コロナに絡む様々な問題はメディアでは取り上げられていない。
コロナ以外にも尖閣諸島での中国の不穏な動きは見逃してはならない。目に見える形でもっと抗議すべきとの意見。 (その他)
◎兵庫県議員5名程(自民党)で致知の読後感想会が開催されたという情報。(城下さん)

                                              記:辻井浩一


令和2年6月例会報告

○日時・場所   令和2年6月21日(日)13時~17時半
            大手前通りハトヤビル

○出席者     24名

〇木鶏信条の唱和

○仮名論語の朗誦 「雍也第六」 

○致知読後感の発表 3月号~6月号の記事

3月、4月、5月と、本来毎月1回開催することになっている例会が、都合で開催できなかったことから、今回に限り、致知読後感の発表は3月号~6月号の全記事が対象とされた。
 3月号からは一流スポーツ選手同士の対談「逆境を受け入れて一流の道へ」という記事が、4月号からは「人間仏陀の足跡に学ぶ」という記事が、5月号からは「先達に学ぶ、能楽の道を歩み続けて見えたこと」等々が取り上げられたが、概ね6月号の記事についての発表が行われた。
 6月号は、「鞠躬尽力」という聞き慣れない言葉の特集であるが、諸葛孔明が時の皇帝に奉じた一文「鞠躬尽力、死して後已まん」に由来し、体を毬のようにして全力を尽くすという意味とのこと、本誌の巻頭の言葉において アサヒビール社友福地茂雄さんが「いまの教育に思う 人づくりは四育の立て直しから・・・・子供たちの健全な思考と健全な肉体を育むことは、日本の未来に向けた最重要課題です。そしてその軸となるのが、知育・徳育・体育・食育なのです。」という説明をしておられるのが、大変参考になった。
 6月号には、新型コロナウィルスに関連した記事が複数掲載されていて、その恐怖の実態を知る機会を得たが、昨年11月17日の中国の武漢における発症例が最初とのことで、それが本年1月23日には、「武漢から500万人もの人がいなくなった」という。これに関連して「新型コロナウィルスに打ち克つ危機管理の要諦」と題しての国家戦略研究所所長の話が大変参考になったが、当クラブ会員からは、「致知編集方針のあり方という視点からも意見を述べるべきである」という趣旨の発言もあり、様々な意見が聞かれ、色々なことを考える機会が得られて、誠に有意義な時間を過ごすことができた。

                                 2020.6.2424                           記 平田建喜


令和2年2月例会報告

○日時・場所   令和2年2月16日(日)13時~17時半
大手前通りハトヤビル
○出席者     22名
〇木鶏信条の唱和
○『仮名論語』の朗誦 「公冶長第5」
○良書輪読『風姿花伝・三道(世阿弥著)』
○『致知』2月号読後感の発表 特集は「心に残る言葉」
班別発表形式で、まず今月担当のC班のメンバー数名が各自の選んだ記事の感想を発表し、次いで他の班員が適宜自己の選んだ記事に関連しての意見を発表した。
「心に残る言葉」という特集に相応しい記事が多かったためか、一つ一つの記事に心底感銘し、心を突き動かされる思いがして、深く心に残るありがたい経験をさせていただきました。
中でも、「明治の英傑が遺した言葉」という記事では、西郷隆盛の「西郷南洲遺訓」を初め、東郷平八郎、乃木希典、小村寿太郎、渋沢栄一といった明治時代に生きた英傑が後世に遺してくれた尊い生き方や言葉に学び、誠の道を歩んで行きたいと痛感し、加えて暁烏敏や道元禅師のような高僧が辿った人生の歩み、教え、願いに深い感銘を受け、取り分け、道元禅師が遺した「愛語能く 廻天の力あるを学すべきなり」という言葉が、没後八百年近くを経た現在においても、なお、多くの人たちの心を鼓舞し潤し続けていると評価されていることは、実に素晴らしいことと感動した次第です。

                                            2020.2.17
                                            記 平田建喜

2月号の投票結果です。
https://creativesurvey.com/public/6e69570cedffd729962e0afed49d8fbe2ecb2da6/result/questions/2048953  

令和2年1月例会報告

【日時・場所】 令和2年1月19日(日)  於 兵庫姫路護國神社 参集
第一部 護國神社本殿 新年祈願祭(12:30~) 30名参加  泉和慶宮司 祝詞奏上
    玉串奉献三木代表世話人 参加者同時に拝礼。神饌のお茶、お神酒を頂戴する。
第二部 参集殿にて(13:00~17:00) 新年1月例会を32名参加で開催。
      (例年の如く岡山木鶏クラブ世話人 山神勝氏が参加)
  ・まず三木英一代表世話人が新年の挨拶と決意を述べる。「論語之友」新春清話配布
  ・「木鶏信条」「仮名論語」(里仁第四)の朗誦。その後、全員が新年の抱負を発表する。
  ・堀隆一氏が今春の御題小謡「望」を謡われる。
  ・「致知」1月号の読後感の発表。(話題になった記事、対談等について紹介する)
    (発表者はB班の会員が中心)
  ・今月の特集テーマは「自律自助」である。Samuel SmilesのSelf-Help[自助論]の「天は
  自ら助くる者を助く」 (Heaven helps those who help themselves)の意味を噛みしめ、
  「自助論」の訓えの対談から、読書と実践を繰り返すことで、自律自助の精神を取り戻
  すことを確認する。
  ・數土氏と加瀬氏の対談「日本よ自律国家たれ」にある如く、日本本来の国家観、歴史
  観を取り戻し、憲法も改定し、アメリカに依存するのではなく、日本の素晴らしい美質を
  発信していきたいものである。しかし、憲法改定の問題については、会員の中で異論
  があるのは残念である。
  ・番匠氏と櫻井氏の対談「この国難にどう向き合うか」からは、自衛隊は災害派遣のた
  めにあるのではなく、国防のために存在するのであるということを、日本人がしっかりと
  認識し、番匠氏の言われる「国防とは自衛隊だけがやるのではなく、国防は国民のも
  のであり、国民の仕事だと思う」はその通りであると思う。最近の国際情勢を見るとき、
  いい加減に平和ぼけから目を覚ますべきであると思う。
  ・渡辺氏と新保氏の対談「近代日本を築いた明治の気概」の中に登場してくる人物の
  気概に大いに学びたいものである。会員の村上氏から古市公威が姫路藩出身の土木
工学者で東京帝国工科大学の初代学長であることに関連して、三島由紀夫の父親が
息子に公威と名付けたことにも触れられ、新しい知見を得られたことを嬉しく思った。
・秋田県東成瀬村の学力日本一の小中学校の授業実践の素晴らしさ、自主学習、探
求型授業と授業ノートなど自主独立の精神を養うために大切なことを学んだ。
・会員のアンケートで、最もよく読まれていたのは、西精工社長の自律自助の社風創り
のインタービュー記事であった。
第三部 懇親会(17:45~20:00)  参加者32名  於ミレー(イーグレ4階)
   ライトアップされた姫路城の夜景をみながら、美酒の盃を交わし、堀氏、吉田氏の謡曲
   に、濵田事務局長の用意された懐かしい正月の歌などをみんなで歌い楽しく過ごす。
                                           (記:三木 英一)

1月号の投票結果です。
https://creativesurvey.com/public/d94d1a92102e5b31a8ba502f6125fdaa5eb949d2/result/questions/2026252




姫路木鶏クラブ


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姫路木鶏クラブ

毎月第3日曜日
ハトヤ第一ビル7階で開催

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